参考資料2  「中学校学習指導要領実施状況調査」について

 1.調査の目的  

  中学校学習指導要領の改訂に資するため、学習指導要領に基づく各教科の目標や内容に照らした生徒の学習の実現状況について、調査研究を行う。

2.調査の名称

  「学習指導要領実施状況調査」の名称により実施する。

3.調査対象教科及び内容等

(1)調査を行う教科…9教科

  国語、社会、数学、理科、音楽、美術、保健体育、技術・家庭、英語

(2)調査対象学年

  国語、社会、数学、理科、英語 →第1~3学年
  音楽、美術、保健体育(保健分野)、技術・家庭、 →第3学年
  保健体育(体育分野(ペーパーテスト+実技))  →第2学年

(3)調査実施予定時期

  実施教科に応じて、平成25年10月~平成26年3月の間で実施。

(4)調査内容

  各教科において下記の【1】~【3】の視点に基づき検証すべき事項を踏まえた調査問題を出題する。
 <視点>
【1】今回の改訂の基本方針に掲げられている事項の実現状況、課題等
  (例)思考力・判断力・表現力等の育成、言語活動の充実等
【2】今回の改訂で新設、学年及び学校を越えて移行した事項の実現状況、課題等
【3】従来より課題と指摘される事項、以前の調査で通過率の低い事項、経年比較の観点や授業時数増による相対的な習得状況の変化等の観点から把握・分析が必要な事項の実現状況、課題等

4.調査の形式

○一人の生徒の取り組む時間は、1コマ50分として、各学年ごとに1~2コマ程度で実施予定。
○調査対象となる生徒数は各教科1冊子あたり3,000人程度。また、実技を伴う体育分野については100人程度を予定。
○本研究所において二段階無作為抽出により調査学校を抽出、このうち各学年から本研究所が指定する1学級で調査を実施。
○調査に際しては、生徒の調査問題の解答結果の分析とともに、調査対象校に対する質問紙調査、調査対象校等の訪問等を行う。
○調査問題は基本的に非公開、個々の学校の調査結果も非公開とする。

お問合せ先

国立教育政策研究所

教育課程研究センター研究開発課企画係
電話番号:03-6733-6823

-- 登録:平成24年09月 --