10.免許状更新講習の実施方法について

  • 免許状更新講習の実施方法については、国会の議論を踏まえ、へき地等に勤務する受講者の便宜を図るため、以下の方向で検討することが考えられる。

 免許状更新講習の実施方法については、修了認定試験を本人確認が確実に行うことができる方法によることとする(当面は試験会場による実施以外認めない。)ほかは、特に制限を設けないこととする(通信、放送、インターネット等によることも可)。

論点

実施方法

  • 講義形式以外で考えられる方法は、通信、放送、インターネットが考えられるが、それぞれの実施方法に問題はないか。また、これら以外に考えられる方法はないか。

教材等

  • 通信教育等における、30時間分の教材等をどのように考えることとすべきか。
  • レポートの作成等に要する時間をどのように取り扱うこととすべきか。

《参考》大学通信教育設置規準の制定等について(文部事務次官通達)

  • 四 単位の計算方法
     各授業科目の単位数は、1単位の履修時間を45時間とし、印刷教材による授業については45時間の学習を必要とする印刷教材の学習をもつて一単位とし、放送授業については一時間の放送授業に対して二時間の準備のための学習を必要とするものとして15時間の放送授業をもつて1単位とし、面接授業については大学設置基準第26条各号に定める講義、演習、実験、実習、実技等による授業の単位の計算方法によるものとしたこと(第5条)。
     なお、45時間の学習を必要とする印刷教材の分量は、教科書、学習指導書等をあわせおおむねA5版100ページ程度であるが、授業科目及びその内容により各大学において適切に定めるものとすること。
     また、印刷教材による授業、放送授業又は面接授業の方法を併用して行う授業科目に係る単位の計算は、各授業方法の単位の計算の基準に照らして行うものとすること。

グループ討議、模擬授業等

  • 昨年7月の答申にあるとおり、模擬授業や場面指導等、少人数の受講者を想定した方法を含むことを義務化することは、現実に可能であるか。

お問合せ先

初等中等教育局教職員課

-- 登録:平成21年以前 --