視察事項 |
委員による評価、指導・助言 |
全般的事項 |
- 学科内での履修コースに応じて、健康科学コースでは中学校及び高校の保健体育、保健及び養護教諭、人間福祉コースでは高校の福祉、心理・カウンセリングコースでは他コース履修による免許状取得が可能である。
- 環境問題や国際理解等をテーマとする特色ある科目が豊富に開講されている。
- 教員免許状取得者に限らず履修できる課外講義において、障害児教育に関する内容を扱い、学生の障害児理解に努めている。
- 生涯学習センターを開設し、学生のみならず市民も含めて対象としている公開講座や特別科目等履修生の受入を実施している。
- 女子学生だけでなく、男子学生にも養護教諭免許状取得希望者がいる。
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- 教員免許状取得のための科目の他に、教員養成に資する環境問題や異文化理解等に関する科目が用意され、教員に必要な幅広い視野を養成している。
- 学校現場理解に関する科目は現在開講されていないということであるが、今後の取組に期待したい。
- 生涯学習センターの取組は、大学の地域との連携、地域への貢献において素晴らしいものである。教員にも地域との連携が求められているので、このような取組を教員養成に生かす工夫を期待したい。
- 今年度から教員免許課程の認定を受けた大学院では、貴学の在学生や卒業生だけでなく、積極的に現職教員を受け入れ、再教育の場としての発展を期待する。
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個別的事項 |
教員組織 |
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教育課程 |
教職に関する科目等 |
- 「総合演習」は、4人の担当者全員が参加して演習を行っている。
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- 4人の教員の時間調整等、難しい面もあると思うが、幅広い視野から総合演習を行うという特色ある取組として、今後も継続して欲しい。
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- 「教育原論」は、不登校や校則など、教育に関するアップデートなテーマを中心に構成されている。
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- この科目が本来扱うべき、教育に関する理念、歴史及び哲学についての内容の取扱をシラバスに明示すること。
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- 「教育課程論1」及び「2」は、中学校及び高校教諭の免許状取得、「2」については養護教諭の免許状取得にも使用している。
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- シラバスに記載されている講義計画、使用する教科書から、それぞれの免許状に対応していることが分かるよう、シラバスに明示すること。
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- 各教科の指導法は、保健については中学校8単位、高校4単位開設されているが、保健体育については中学校、高校ともに4単位しか開講されていない。
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- 各教科の指導法については、課程認定の確認事項で定められている中学校8単位、高校4単位開講すること。
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- 「道徳教育研究」は、教育に関する原理的内容が中心に扱われている。
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- 今日の中学校や高校の生徒を考慮し、教育現場で必要となる実践的な指導法を中心に扱うよう検討すること。そしてシラバスに明記すること。
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教育実習 |
- 今年度の前期から、課程認定を受けてから初めての教育実習を実施している。
- 教育実習の時期は4年次の前期に集中している。
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- 今年度は初めてなので問題なく実施できると考えられるが、今後は教育実習を行う学生も増加していくと思われるので、教育実習を分割して行うなど工夫していく必要があると考えられる。
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- 教育実習の実施に関し、教職課程連絡協議会に実習担当委員会を置いて指導にあたっている。事前事後指導も緻密に計画を立てて行われている。
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履修指導等 |
- 教職課程連絡協議会を設置し、その構成員である教職課程担当教員と教務部で履修指導や相談を行っている。
- 年度始めに各年次ごとに教職課程履修説明会を開催して、円滑な免許状取得に努めている。
- 教員への就職を希望する学生には、課外授業で過去問演習を行っているほか、教職課程の担当教員が希望する学生に対し、個別対応で就職に関する情報の提供を行っている。
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介護等体験の状況等 |
- 教職課程連絡協議会の実習担当委員会を中心に実施している。受入については愛知県の方針に従っている。
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免許取得状況及び教員就職状況 |
- 履修コースごとに取得できる教員免許状の種類に一定の制約がある。健康科学コースでは保健体育、保健又は養護教諭の教員免許状が取得でき、人間福祉コースでは福祉の教員免許状が取得できる。学生はいずれか一つの教員免許状取得を希望している。
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- 教員免許状を取得させる際には、その教員免許状に係る専門性を十分に意識し、身につけさせるように努めること。
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施設・設備の状況 |
- 情報機器は学生一人当たり0.58台。
- 図書は全体的に不足している傾向がある。特に教育や福祉に関する書籍や資料が不足していると思われる。
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- 情報機器は十分に確保している。
- 書籍や資料の購入と同時に、教員がそれぞれ所有している書籍等を共有するなど、学生が利用しやすいような工夫を検討すること。
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- 高校福祉の教員免許状を取得するためには社会福祉に関する実習が必要となるが、その実習を行うための施設が大学内にない。現場での実践力の養成のため、大学内で講義やビデオの視聴を中心に学習し、実習については学外の施設において実施している。
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