資料5 学校と地域をつなぐ人材の配置の在り方に関して(検討の視点)

◯学校と地域の連携・協働の強化のための推進方策における、地域コーディネーターの具体的な役割や、効果的な配置方策等、以下の視点から検討。

【検討の視点】 ※以下3点に絞り込み。

○ 学校と地域の連携・協働の強化のための地域コーディネーターの役割、また、特に学校において地域連携を担当する教職員との連携の在り方についてどう考えるか。
→ 地域コーディネーターに望まれる具体的な役割など。これまでの1~4回の部会での主な意見を踏まえ、以下のとおり検討の方向性を例示
  ・資質(学校の教育活動等への理解度、地域課題等への問題意識など)
  ・能力(学校支援や地域貢献に向けた企画力など)
  ・経験(PTA役員活動や教職経験等の有無など)
  ・コーディネーターとしての活動内容等の具体的な要件、複数配置の場合の役割分担
   (学校と地域の団体・企業等との連携促進のための調整や、教育委員会内の学校教育部局と社会教育部局、教育委員会と首長部局の連携促進のた めの調整など)
→ 特に、学校に地域連携担当の教職員が配置されている場合における、学校支援、又は地域貢献等の活動の企画調整段階における役割分担、協働の在り方など


○ 地域コーディネーターの効果的な配置の在り方や全校配置に向けた方策についてどう考えるか。
→ 地域コーディネーターの活動の効果を上げるための具体的な配置の在り方など。
  これまでの1~4回の部会での主な意見を踏まえ、以下のとおり検討の方向性を例示
  ・今後の学校支援地域本部の全国的な推進方策(一律に全国配置が望ましいのか、地域の実情に合わせた配置とするのか、また、その場合の推進方策や、既に公費等を活用せずとも取り組んでいる地域との関係)
  ・一つの学校支援地域本部における望ましいコーディネーターの配置人数
  ・地方公共団体におけるコーディネーターの身分関係(公的身分の必要性等)
  ・ボランティアの人数等含めた本部の体制づくりの在り方
  ・小学校区、中学校区、それ以上の広域、など、効果的な配置の在り方


○ 地域コーディネーターやボランティアの確保・養成・研修についてどう考えるか。
→ 地域コーディネーター、ボランティアの活動の効果を上げるための具体的な確保、養成、研修の在り方など。これまでの1~4回の部会での主な意見を踏まえ、以下のとおり検討の方向性を例示
  ・確保のための方策
   (PTA活動、登下校見守り等の学校支援ボランティア活動、大人の学びの場としての放課後、土曜の生涯学習活動への参画をきっかけとするなど)
  ・養成のための方策(コーディネーター等になる前の養成方策)
   1 初期段階で、地域人材は、いかに最近の子供たちや学校の現状を理解してもらうか
   2 自治体と大学やNPOが行うコーディネーター養成講座はどうあるべきか
    (都道府県・指定都市・中核市だけでなく市町村においても研修の充実を図っていく必要性)
   3 マニュアル等どのように整備するか
  ・研修の方策(コーディネーター等となった後の資質向上のための研修)
   (自治体と大学やNPOとの連携、能力や資質を標準化したマニュアルの整備)
  ・資格の付与や称号の必要性についてどのように考えるか
  ・コーディネーターとボランティアの養成の違いについてどのように考えるか

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生涯学習政策局社会教育課地域・学校支援推進室