資料1 文部科学省 平成23年度消費者教育推進事業 親子で学ぶ消費者教育ワークショップ 実施要項(案)

1.趣旨

文部科学省で実施する消費者教育推進事業において、家庭における消費者教育の推進を検討するに当たり、親子で消費者教育を学ぶ取組による教育効果を高める要因等を分析するため、消費者教育推進委員会家庭教育部会並びに都道府県・市町村教育委員会、消費者行政部局の協力を得て、親子を対象にした消費者教育ワークショップを実施する。

2.開催日程、開催地

平成23年11月、全国3箇所程度(予定)

3.テーマ

(1)学校を場とした親子で学ぶ消費者教育の実践

 <想定されるワークショップ例>
  学校、PTA等と連携した家庭教育学級等での消費者教育の実践
 (学校との効果的な連携方策を把握する)

(2)関心の度合いに応じた親子で学ぶ消費者教育の実践

 <想定されるワークショップ例>
  市民が日常的に訪れる商業施設等において消費者教育の実践
 (異なる背景を持つグループに対する教育による効果等を把握する)

(3)教材の工夫による親子で学ぶ消費者教育の実践

 <想定されるワークショップ例>
 かるたの読み札・絵札づくりなどを通じた消費者教育の実践
 (子どもと親が一緒に学習できる教材を把握する)

4.実施方針

  • 開催地ごとに、文部科学省、消費者教育推進委員、教育委員会事務局、消費者行政部局等からなる企画委員会を設置し、テーマに沿ったワークショップの企画・実践・検証を行う。
  • ワークショップは、原則として、小学生の親子を対象とし、一回あたりの時間は60分程度とする。また、参加者に対して、事前・事後のアンケート調査を行い、効果等を測定する。
  • ワークショップでの実践及び検証の結果については、教育効果を高める要因等を分析の上、消費者教育推進委員会に報告し、「親子を対象とした消費者教育実施の手引」に反映する。

5.庶務

ワークショップ実施の庶務は、開催地の教育委員会等の協力の下、文部科学省男女共同参画学習課において処理する。 

お問合せ先

生涯学習政策局男女共同参画学習課

(生涯学習政策局男女共同参画学習課)