欠席委員からのメッセージ(小松委員)(事務局読上げ)

玉川大学の小松郁夫(こまつ いくお)です。

第1回目の会合から出席できずに、大変申し訳ありません。どうしても先約に欠席できない都合があり、本日の会合を欠席することとなりました。ご迷惑をかけますことをお詫びします。

さて、私は平成20年3月末まで、国立教育政策研究所で「教育政策・評価研究部長」の仕事をしておりました。国内外の教育政策の調査研究がその職務でした。海外では、特に英国の教育政策の分析などを専門としており、20年以上にわたって、英国の主要政党のシンクタンクのメンバーとしても研究を継続してきました。また、学校現場の意見を肌で知りたいと言うことで、2つの英国の校長会にも加盟をし、長年、教職員から見た英国の教育改革を調査分析して参りました。

その過程で、日本の教育政策の立案過程の不透明さや意思決定過程の責任の所在などがわかりにくく、特にPDCAのサイクルで見た場合、政策の評価がもっとも遅れている国の一つではないかと考えてきました。

この度、新しい手法で教育政策の透明性と科学性や合理性を確保できるのであれば、非常に画期的な改革ともなり、諸外国に対しても、誇りに出来る政治改革になるものと期待しております。

私自身も、そうした楽しみを身近で経験できることに大変興味を思え、また、責任を感じております。何が出来るのか、心許ないのですが、次回以降、全力を尽くして、お役目を果たして参りたいと考えております。

どうかよろしくお願いをいたします。 

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生涯学習政策局政策課

久芳、池田(3279)