これからの図書館の在り方検討協力者会議(第2回) 議事要旨

1.日時

平成21年9月10日(木曜日)

2.場所

文部科学省9F生涯学習政策局会議室

3.議事要旨

【望ましい基準について】
●特に家庭における保護者の図書及び読書に対する認識について啓蒙していくような視点が必要だ。
●基準の構成について、総則に公立及び私立図書館両方に該当する一般原則を表し、続いて公立図書館、私立図書館についての項という構成になるのと考えられる。
●規制緩和について、前回の社会的背景、社会事情との違いということもあり、前回とは違う方向で議論を進め、大綱化・弾力化していく事も視野に入れなければならない。
●前回報告書に数値基準を入れる事になっていたが、もう少し違う方法で示ことができないか検討が必要だ
●図書館法の3章との関わりで私立に関して細かく定めることができず、総則は公立と私立と両方に適用されるので、非常に簡単なものになってしまうと考える。
●公立図書館と私立図書館で2つ望ましい基準をつくることもあり得る。
●情報リテラシー教育はますます重要になっていくので望ましい基準と上手くつながるのではないかと考える
●望ましい基準とこれからの図書館像をうまく統合した形で、それから読書支援プラス課題解決支援をうまく統合するような形でまとまればいいのではないかと考えている。
●子どもの読書活動の推進に関する法律の基本理念をうまく前に出していき、その中に心の豊かさや学力もやや含まれるということでまとめていく必要がある。
●報告書で例えば町村の設置状況とか、非常に低い県を積極的に指摘するということで問題提起になると考える。
●専門職の雇用、維持管理ということも含めて、公立図書館運営の広域化というのを報告書に書き、基準についてどこまで盛り込めるか検討する必要がある。
●図書館のあるべき姿について、もう少し緻密化し、社会的な位置づけを明確にするのが望ましい。
●どんな図書館においても司書が必要であることを書くべきだ。

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生涯学習政策局社会教育課