資料3 各園の評価の充実に向けた支援方策に関して頂いた御意見

・多忙化が進んでおり、記録を取る時間や、記録を取ってもカンファレンスする時間がない。こうした中で評価の精度をどう上げていくか、具体的な在り方について示唆できると良い。

・要録は小学校の先生にも読まれるようになってきているので、幼稚園と小学校では子供観の違いなどはあるが、お互いにその違いを理解し合い、いい形でつながっていくようなると良いと思う。そうしたことに役立つような資料があると良い。

・具体的な子供の様子が見えるように、ドキュメンテーションやポートフォリオなどを使いながら、園内での共有を図り改善を図ること、それを小学校まで広げていくことについて、指導資料などで推奨することは可能なのではないか。

・「幼児期の終わりまでに育ってほしい姿」は、小学校も理解していかなければならないので、指導資料を作成する際は、幼稚園だけでなく小学校と共有できるような内容のものにすると良いのではないか。

・小学校の教員においても、入学当初は総合的な指導が求められる。幼児教育で行われている総合的な指導のよさについて発信していくことが必要。

・教師の経験年数や力量によって、要録の記述の内容が異なるのが実態。記述内容を担保するために、園内で相互に見合ったり、点検をするという事が大切。

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