資料1-2 論点メモ(第3回)

免許状更新講習の開設時期の分散やeラーニングの活用について
修了認定試験のあり方について(論点メモ)

検討課題1.免許状更新講習の開設時期の分散やeラーニングの活用について

  講習の開設時期は8月に集中している現状にあるが、開設時期の分散についてどのように考えるか。また、eラーニングの活用についてどのように考えるか。

(論点例)
  ・冬・春の長期休業期間や土日に通学制講習を増加することが必要か。または、eラーニングの活用・普及が妥当か。受講者や開設者の希望・事情をどのように考慮するか。
 ・受講申込みの時期的集中を緩和する方法が考えられるか。
 ・受講期間を2年以上の長期にすることについてどのように考えるか。たとえば、各開設者における受講需要の見込みや、任命権者・雇用者における受講対象者の把握・管理が難しくなることについてどのように考えるか。
  ・eラーニングの活用促進のため、学校や教育センター等を活用した受講環境を整えることについてどのように考えるか。

検討課題2.修了認定試験のあり方について

  修了認定試験は、講習の到達目標に照らし最低限の理解が得られているかを客観的に確認するために行われてきたものであるが、これまでの実施状況を踏まえ、改善すべき点はあるか。

(論点例)
  ・試験の意義や水準の確保についてどのように考えるか。特に受講者へのフィードバックや学校教育への還元の観点をどのように考慮するか。
  ・様々な形式で行われている試験について、何らかの基準の作成や改善は必要か。
  ・通学制の場合、講習直後に試験が行われる一方、eラーニングの場合、後日試験が行われる(受けられる)。試験の目的や効果を踏まえ改善策が考えられるか。
  ・試験の実施から修了証明書の送付までの手続きに改善が必要な点はあるか。 

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