資料4-2 渡邉委員提出資料

先生方からいただいた声

2012.09.13

  • ○○高の○○先生が発表されたように、リストと授業で使用するプリントがリンクしているのは大変良いと思いました。ですから、採用する教科書を数年変えずに、3年間を見通してリストづくりができるといいと思っています。
     
  • 本校生徒がリストをしっかり活用できるような指導が必要です。なかなか、自主的に学習できない生徒も多いので、リストを有効に活用できるようになるまでには時間が必要になりそうです。
     
  • 枠組みがある程度決定していないと手がつけにくい。4技能で分けるべきか,それとも「語彙力」のような内容も入れるべきか,判断に迷う。
     
  • 今やっていることをCAN-DOの形に整理していくほうが,運用しやすいように感じる。
     
  • 全員の共通認識が必要であることを考えると,とにかくどこから始めていいかわからない。
     
  • Can Do List の作成は(昨年度末に考えている時点で)暗中模索しているという感じです。リストの目的や存在の意義は理解できていると思うのですが、実際に本校の生徒用のリストの作成となりますと作成に苦戦しています。更に課題はいつも出ていることなのですが、教員の意識の持ち方に温度差があることは否めません。仕上がったリストを実際に使ってもらうためには、作成時にも全教員(英語)になんらかの形で協力していただく必要があると感じています。
     
  • 今後は年度末をめどにある程度完成度の高いものを作成しなければ・・と思っております。ただ来年以降もリストの改善や修正は必要なのかなとは思っています。
     
  • Can Do Listの中にタスクが入っていることで、使用教科書が限定されてしまう。扱っているテーマや内容を見て教科書を選択したいのだが、それができない。また、毎年同じ教科書を使用することでテスト作成もしづらくなる。(塾が過去問題をストックし、生徒に解かせているので)
     
  • タスクを入れ込むのだけれども、年に2回ほどのタスクで様々な技能や下位技能を網羅することは難しい。目標とする技能を焦点化せざるを得ないのだが、どの技能をどう焦点化するか。下位技能の積み上げをCan Do Listに入れると、目標達成までの道のりが明確になる。しかし生徒によって積み上げる必要のある下位技能が異なったり、教員によって目標までの方法論が異なることもあることから、タスク以外の部分の作成にもとまどいを感じる。(シンプルにタスクを達成するための下位技能を入れればいいような気もするのだが・・・)
     
  • 3年間を通したリストの作成方法は、1年次のベイスを考えてから2年・3年へと積み上げていくのがいいのか、3年次の最終目標を考えてから2・1年へと考えていくのが望ましいのか・・・。本校では学年が分担して作成したために形式も内容もまちまちになってしまった。(学年の構成員によってはパフォーマンス課題への興味が高くないところもあり、課題への取り組みや考え方や取り組みに温度差がある)かといってこちらで作成をしてしまうと、人ごとになってしまう。巻き込みながら作成をするのが理想なのだが・・。
     
  • リストの中には、授業中のタスクのみならず、予習時や復習時のことについても考えた学年もあった。非常におもしろい観点だと思う。ただ、いろいろ入りすぎると返って混乱してしまいかねないのだが・・・。
     
  • 教員の中には大学入試の為の学力(模試の点数)を上げるためのパフォーマンス課題を実施しようと苦労された方もいた。大学受験をするという観点から、生徒にとってタスクと受験勉強が直結するかとどうかと考えるようだ。タスクは英語運用能力の向上のためにあるもので、もちろん入試にも繋がっているのではあるが・・・1年次よりタクスを実施して生徒にタスクを実施することに慣れさせておく必要がある。また、タスクを実施すると意義や目的を生徒に伝え、理解させておくことが大切なのでは。(教員も含めて)
     
  • リストを作成するときに、national で入れるのか、situation ベースでいれるのか、それともskillにするのか。4技能によっても入れやすさが変わってくるのだろうが、その入れ具合が悩むところである。(もしかしたら、タスクを入れてそれに向けて下位技能を具体的に入れればシンプルなのかもしれない。)OCⅠのテキストでは、場面、テーマ、概念といくつかの観点で構成されている。

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