Can Do List の作成は(昨年度末に考えている時点で)暗中模索しているという感じです。リストの目的や存在の意義は理解できていると思うのですが、実際に本校の生徒用のリストの作成となりますと作成に苦戦しています。更に課題はいつも出ていることなのですが、教員の意識の持ち方に温度差があることは否めません。仕上がったリストを実際に使ってもらうためには、作成時にも全教員(英語)になんらかの形で協力していただく必要があると感じています。
Can Do Listの中にタスクが入っていることで、使用教科書が限定されてしまう。扱っているテーマや内容を見て教科書を選択したいのだが、それができない。また、毎年同じ教科書を使用することでテスト作成もしづらくなる。(塾が過去問題をストックし、生徒に解かせているので)
タスクを入れ込むのだけれども、年に2回ほどのタスクで様々な技能や下位技能を網羅することは難しい。目標とする技能を焦点化せざるを得ないのだが、どの技能をどう焦点化するか。下位技能の積み上げをCan
Do Listに入れると、目標達成までの道のりが明確になる。しかし生徒によって積み上げる必要のある下位技能が異なったり、教員によって目標までの方法論が異なることもあることから、タスク以外の部分の作成にもとまどいを感じる。(シンプルにタスクを達成するための下位技能を入れればいいような気もするのだが・・・)