参考資料2 国際共通語としての英語力向上のための5つの提言と具体的施策(抜粋)

国際共通語としての英語力向上のための5つの提言と具体的施策(抜粋)
(平成23年6月30日 外国語能力の向上に関する検討会) 

 

提言1.生徒に求められる英語力について、その達成状況を把握・検証する。

(前略)中・高等学校では、各学校が、学習指導要領に基づき、生徒に求められる英語力を達成するための学習到達目標を「CAN-DOリスト」の形で具体的に設定することにより、学習指導要領の内容を踏まえた指導方法や評価方法の工夫・改善が容易になる。また、各学校が、学習指導要領の目標を地域の実態や生徒の能力に応じて具体的な目標に設定し直すことにより、すべての子どもたちの英語力の水準向上に資するだけでなく、グローバル社会に通用するより高度な英語力の習得を目指すことも可能となる。さらに小・中・高等学校で一貫性のある学習到達目標を作成することにより、小・中・高等学校が連携した英語教育の実現も可能になる。

 

<具体的施策>

  • 国は、諸外国の取組も参考にしながら、国として学習到達目標を「CAN-DOリスト」の形で設定することに向けて検討を行う。 
  • 中・高等学校は、学習到達目標を「CAN-DOリスト」の形で設定・公表するとともに、その達成状況を把握する。国や教育委員会は、各学校が学習到達目標を設定・活用する際に参考となる情報を提供するなど、必要な支援を行う。

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外国語教育推進室企画調整係