高等学校WG(第1回)における主な意見~指導上の支援や配慮に関すること~
資料1
○高等学校における特別支援教育の体制整備
- 専門性の高い教員を育成し、すそ野を広げる必要がある。
- 教職員に対する研修が必要。
- 中退率の低い高校では、教員の特別支援教育に対する意識がまだまだ低いのではないか。
- 校内委員会やコーディネーターはすべての学校で設置や指名されているが、機能していない。
- コーディネーターの質を高めることが重要。
- 特別支援学校に勤務経験のある管理職を高等学校に配置することで特別支援教育が推進されるのではないか。
- 支援員についても学校からは専門性のある人材を配置してほしいという要望があるが、適当な人材が少ない。
○高等学校在学中における指導、配慮等
- 高等学校も小・中学校と同じシステムで良いのか。
- 課程(全日制、定時制、通信制)や学科(普通科、専門学科、総合学科)ごとの課題にどのように対応すべきか。
- 通信制では、スクーリング以外はほとんど生徒との接触がないので実態把握が困難。
- 高等学校における特別な教育課程(特別支援学級、通級による指導)やリソースルームの在り方について議論する必要がある。
- 週1時間でも教員が特別支援教育に当たることが出来るようになれば、通級による指導のようなものはすぐに実現できるのではないか。
- 教員は保護者に生徒の障害について、どのように伝えるべきか不安を抱えている。