指導が不適切な教員に対する人事管理システムのガイドラインに関する調査研究協力者会議(第1回)議事録

1.開催日時

平成19年8月28日(火曜日)14時〜16時

2.開催場所

文部科学省M3会議室(三菱ビル地下1階)

3.議題

  1. 指導が不適切な教員に対する人事管理システムの各県の状況について
  2. その他

4.出席者

(委員)

服部座長、安藤委員、石津委員、井上委員、小笠原委員、黒田委員、小枝委員、佐藤委員、たか木委員、竹氏委員、千々布委員

(事務局)

前川大臣官房審議官、常盤初等中等教育企画課長、宮崎視学官、西田視学官、大川専門官、その他関係官

5.議事

(1)座長の選任等

【前川審議官挨拶】

 教職員の人事管理の関係の担当をしております、審議官の前川でございます。よろしくお願いします。
 さきの通常国会におきまして教育公務員特例法の改正が行われまして、これまで文部科学省の指導という形で各都道府県・指定都市の教育委員会に調査研究の形で進めてきていただいておりました指導力不足教員、指導が不適切な教員に対する研修などの人事管理システムにつきまして、法制化されたわけでございます。既に各都道府県・指定都市の教育委員会の取組の中で成果は上げられてきているわけでございますけれども、改めてこれが法律上の制度となりまして、各任命権を持つ教育委員会においてしっかりと取り組んでいただく必要があるということでございます。
 何といっても、国民、特に保護者の学校に対する信頼というのは、指導の不適切な教員の存在ということに非常に大きくかかわってきていると思います。この指導の不適切な教員をそのまま放置しておきますと、やはり国民全体の学校教育全体に対する信頼というものが失われていく。結果として、学校教育から流れ出していくような人たちが出てくる。それが本当にこの社会全体にとっていいことかどうかという、そういう問題になってくるわけでございまして、学校教育に対する信頼というものを確保するためにも、指導が不適切な教員に対する対策というものは、しっかりと取り組んでいかなければならないと思うわけでございます。
 この会議は、指導が不適切な教員の人事管理について、目安となるような、あるいは各教育委員会の手引となるような、そういったガイドラインを皆様のお知恵をお借りしながらつくってまいりたいと思っているわけでございます。法律の施行の前にガイドラインをつくる必要があるということで、各都道府県での準備期間というものも考えなければなりませんので、年内を目途にこのガイドラインを策定したいというふうに考えております。短い期間で恐縮でございますけれども、皆様方のお知恵を拝借いたしまして、突っ込んだご議論をいただきまして、ガイドラインをつくりたいと思っておりますので、ぜひよろしくお願いいたします。

※委員の紹介

※座長として服部委員を選任

※議事運営規則を決定

(2)協力者会議の設置の趣旨、検討事項の内容、指導が不適切な教員の人事管理に関する取組の概況等について

※事務局から資料3等に沿って説明

(3)各都県における指導が不適切な教員に対する人事管理システムの状況について

※宮城県、埼玉県、東京都、神奈川県、香川県からそれぞれ資料7に沿って説明

(4)意見交換

―了―

(初等中等教育局初等中等教育企画課)