今後のラボデザインの在り方に関する調査研究協力者会議(第4回) 議事要旨

1.日時

令和2年3月17日(火曜日)~3月23日(月曜日)(書面会議)

2.場所

開催方法:書面会議

3.議題

  1. 事例集(案)について
  2. その他

4.出席者

委員

有信睦弘、伊香賀俊治、上野武(主査)、江口亨、甲斐知惠子、岸利治、斎尾直子、下條真司、恒川和久、宮浦千里、山本仁、丹沢広行(特別協力者) ※五十音順、敬称略

5.議事要旨

1.特色あるラボデザインに関する事例集(仮称)(案)(資料3)に対して、委員に意見を求めたところ、以下の意見が提出された。

〇事例一覧について
・特徴等が記載され、とても見やすくなった。
・ただし、「計画の主な特徴」については、ラボの特徴や性格がもう少し具体的な記述となるよう工夫した方が良い。
・掲載事例を絞り込んだ経緯を明記するべきではないか。
・4つのカテゴリー区分(ウェット系/ドライ系/産学連携/学生実験)について、複数のカテゴリーに該当するものや、別の意味で用いられる表現もあることから、工夫した方が良いと思う。
・書き方や文字数をなるべくそろえるとともに、研究概要をより充実した方が良いと思う。
・4つの特徴(オープン/フレキシビリティ/コミュニティ/セキュリティ・セーフティ)について、それぞれの定義(説明)を記載した方が分かりやすいと思う。

〇各事例について
・掲載する図面は分かりやすく、かつ説明内容を具体的に示す情報(器具配置、動線、見通しなど)が含まれているものが良い。また、柱心寸法なども分かった方が良い。
・企画段階から多くの関係者が参画し、手間と時間をかけることは重要。
・構想から施工までのスケジュールやプロセス、困難を克服した事例などの情報を充実させれば有効ではないか。
・専門用語の解説が必要ではないか。
・フォーマットの統一やビジュアル化で分かりやすく整理されている。
・ページ数をそろえられれば良いと思う。

〇 質問紙調査について
・掲載するグラフは、内容によって箱ひげやヒストグラムを使い分けた方が見やすいと思う。また、できれば規模・種別によるクロス集計がある方が有効だと思う。
・質問紙調査からユーザーが評価している点を抽出し紹介できれば、読み手にとって有用な情報になると思われる。

2.委員からの意見を踏まえ修正等を行った資料によって、次回(第5回)会議において、引き続き審議することとなった。
 

―了―

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