平成28年11月1日
国立大学附属病院施設の防災機能強化に関する検討会
文部科学省では,個々の国立大学附属病院が,地域の特性に応じて災害時の医療拠点としての機能・役割を発揮できるよう,有識者による検討会を設置し,現状を踏まえた今後の附属病院施設における防災機能強化の在り方について検討を進めてきました。 このたび,本検討会における報告書が取りまとめられましたので,公表します。
今後の国立大学附属病院(以下,「附属病院」という。)の整備については,施設の耐震対策に加えて,大規模災害時における電気・水の確保など,医療継続のための防災機能強化が重要な課題となっています。また,「国土強靱化基本計画(平成26年6月,閣議決定)」においても,「災害拠点病院となる国立大学附属病院における防災・減災対策(水の確保,浸水対策)の充実を図る」旨,言及されています。
そのため,文部科学省では,平成27年7月に「国立大学附属病院施設の防災機能強化に関する検討会(主査:長澤泰・東京大学名誉教授)」を設置し,本検討会において地震等の「自然災害」対策を中心に,現状を踏まえた今後の附属病院施設における防災機能強化の在り方について検討を進め,報告書を取りまとめました。
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