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国立大学等施設の総合的なマネジメントに関する検討会(第4回) 議事要旨

1.日時

平成26年3月7日(金曜日)10時00分~12時00分

2.場所

文部科学省 旧文部省庁舎4階 文教施設企画部会議室

3.議題

  1. 報告書骨子(案)について
  2. その他

4.出席者

委員

佛淵主査,上野委員,小山委員,恒川委員,成田委員,古阪委員,水田委員,和田委員

文部科学省

関文教施設企画部長,新保技術参事官,山川参事官,阿部監理官,森計画課整備計画室長,中島参事官補佐

5.議事要旨

○主査より今後の方針説明

○事務局より資料説明

○討議
目次案,第1章について

委員:以前に比べてわかりやすく,読みやすくなった。
   資料1「1 国立大学等施設の重要性と課題」は,先ほどの説明で,老朽化,スペース不足,財源の3点がポイントと言っていたので,その3つを強調してもいいのではないか。

主査:ナンバリングがわかりにくい。「・」と「、」の使い分けや,項目を( )で表すなど,わかりにくいところがあるので,修正した方がよい。

事務局:最終的には,全体的に見直しをかける。

委員:P.4で「施設の長寿命化」,P.5で「法定耐用年数」についての記述があるが,どちらが重要なのか。矛盾して見えないか。

委員:法定耐用年数とは,何に基づくものか。耐用年数を超えると法的に使えなくなるのか。

委員:法定耐用年数は,税法によるもの。

事務局:耐用年数を超えるとその建物を使ってはいけないという法的なきまりはない。法定点検をクリアすればよい。

事務局:誤解を生じかねないので表現を見直すこととする。

委員:これは,民間と同じ減価償却の考え方を取り入れた方がいいという解釈でいいか。
      国立大学の財務の仕組みと施設マネジメントの関係はとても重要なので,是非この視点をわかりやすく示せるとよい。

委員:減価償却の考え方は,国立大学の会計基準にも導入されている。

委員:長く使い続けると,その分お金がかかるが,それは長寿命化という観点から良しとすることでいいのか。

事務局:予防保全を行い,適切なメンテナンスサイクルを確立することで長く使うことが,長寿命化の考え方である。
   基幹設備に関しては,施設整備5か年計画の中で,老朽化対策として25年以上経過した基幹設備の改修を目標にしている。
   これは,経年25年で事故発生が急増することによるものである。

委員:法定耐用年数という言葉は,一般の人からすると,これを超えると使えなくなるような誤解を招きやすいのではないか。

事務局:「基幹設備(ライフライン)についても~」と記述することで,誤解を減らすようにしている。

委員:表現を見直す必要がある。

第2章について

委員:「2.全学的体制の構築」の4行目「学内における規則等」とは,どのような規則を指すのか。

事務局:施設マネジメントを行う際の組織体制や,スペースの再配分など,運用上の規則を指す。

委員:施設を管理・運用することが,部局長の責任となっていることが,現在の制度上の一番の課題である。
   ここでの制度や規則とは,もっと大きな話ではないのか。
   施設を全学的に一元管理・運用するための制度などではないか。

委員:部局に任せるとスペースが硬直化してしまう。全体を一元管理するための体制作りなどに言及してもよい。文言を考えた方がよい。

委員:「1.大学経営の一環としての施設マネジメント」に「・施設マネジメントは,…施設の企画・計画,整備,管理の全般にわたる…」とあるが,管理までではなく,運用まで入るのではないか。
   「2.全学的体制の構築」において,「経営者層」と「トップマネジメント」という両方の言葉を使うとわかりにくくなるのではないか。

委員:管理の中に運用まで含まれることがわかるようにするべきである。
   経営者層はP.5欄外で定義している。トップマネジメントは,通常は学長である。内容を精査した方がよい。

委員:「強いリーダーシップ」という表現があるが,リーダーに部局長が入ってはおかしいのではないか。

委員:部局長は学長が指名していればトップマネジメントは成り立つ。そうでない段階では矛盾が生じてしまう可能性もある。

委員:千葉大学では,マネジメントは基本的には全学的に行っている。ただ,大きな学部は本部に頼りつつ,部局独自に行っている。

委員:名古屋大学は,大きな部局は独自にスペースチャージも行っている。

委員:東京工業大学では全て役員会の権限で決めている。

委員:経営者層の定義から部局長を外すこととする。

委員:こういった報告書は,旧帝大を意識して書かれることが多いが,それ以外の大学を意識した書きぶりの方がよい。

委員:P.6「キャンパス全体」とあり,建物単体の話ではない。
   交通や外部空間も含まれることをこの報告書のどこかで記載すべきである。

委員:「トップマネジメント」が今回の重要なテーマであるので,資料1概要は,「1.トップマネジメント」以下,並列にせずに2.~6.と記載した方がよい。
   P.10図6 ライフサイクルコストモデル図があるのはわかりやすくてよい。
   図6の新増改築費27.3%は,≒27.3万円/m2といえるので,具体的な金額がわかる書き方にした方が理解されやすいのではないか。

委員:図6は基本的な考え方を示している。今後,大学等の事例でわかりやすいモデルを探すこととする。

委員:初めて見る人がわかるような絵を作成することとする。

委員:P.7図4 評価指標の「設定」はいつするのか。検討と設定は同時期ではないのか。

委員:効果指標の「検討」を「設定」に変更することとする。
   P.8「4.教育研究等にもたらす効果の想定」において,「効果の想定に際しては,評価指標を設定することが必要…」と記載されているので,図4にも反映した方がよい。

第3章について

委員:「1.教育研究等にもたらす効果を想定した施設目標の設定」において,文章が「経営者層は…」と始まるのに,途中で「各国立大学の…」という表現が出てくると他大学のことも見ないといけないような誤解を生じるおそれがある。

委員:P.11「2-2(クオリティの確保)」は,ほとんどが劣化の話であるが,安全安心,災害拠点等のP.9の図の内容も取り入れてほしい。

委員:P.14(財源の確保)に「施設のライフサイクルコストを可能な限り縮減し…」と記載されており,コストを下げることが強調されすぎている。
   「水準を決める」などという表現を入れた方がよい。

委員:国立大学等キャンパス計画指針の中に「防災拠点」があるが,それぞれの地域に想定される災害がある。
   どのキャンパスのどこに何が欲しいかは誰が考えるのか。

事務局:各大学が考えることであるが,地域性を考えたリスクマネジメントについて記載することとする。

委員:総合的なマネジメントなので,維持管理以外の,設計の仕方や水準,体制など,整備する際の考え方を入れた方がよい。

委員:P.9図5のような内容を(クオリティの確保)に記載してもよいのではないか。
   国際水準(LEED)や,ダイバーシティへの対応など。

委員:学生が行きたくなるようなキャンパスにしないといけない。

委員:海外のマネジメントの事例なども入れてもよいのでは。

委員:4章の「2.国が行う主な推進方策(情報提供)」に海外の取組事例を入れてはどうか。

委員:P.14「全学共有経費」は,「全学共通経費」ではないのか。

委員:「全学共通経費」に修正。ここは,全学で一元管理するという内容である。

委員:P.14「4.教育研究等にもたらす効果の検証・評価」について P.7のPDCAサイクルの検証・評価の後は,学内に公表した方がよい。
   自己完結型になっている印象がある。

委員:効果を評価するときは,改善につながらないといけないが,そこが記載されていない。

事務局:運用面,ハード面の改善が入っていないので,検討することとする。

委員:現場にフィードバックし,新たな情報として経営者層に情報提供するサイクルが必要である。

第4章について

委員:「1.国立大学等の推進方策(人材活用)」の「内外」とは,学内外か,国内外か。

事務局:学内外である。

委員:(業務のアウトソーシング)は,コンサルタントからのノウハウをもらうのであれば,そのように記載した方がよい。

事務局:コンサルタントについては,(人材活用)で記載している。

委員:(人材活用)と(業務のアウトソーシング)を合わせてもよいのでは。

委員:(人材育成)は,「施設マネジメント担当者はFMを行うことが役目」ということをわかるようにした方がよい。
   「大学等のミッションを実現させることが施設マネジメントを担当する職員の役目であり,そのためのスキル…」とした方がよい。まずは発想を変えさせることが必要である。

委員:最終的には経営者層の教育が必要である。

委員:大学は,いろいろな問題を過去から引き継いでいることが多いので,人が変わっても懸案事項が継承される必要があることについて記載した方がよい。

委員:情報データベースの構築と共有化について記載した方がよい。

事務局:P.11「2-1現状の把握」において少し触れている。

委員:施設マネジメントを継承させるには,人材以外にもデータやマニュアルなど,施設マネジメントを推進するための土台が継承されていく仕組みも大事である。
      また,施設マネジメントは施設部だけでなく,財務や企画などとの横の連携をトップマネジメントで作る仕組みを作る必要がある。

委員:施設マネジメントを推進するためには組織作りが重要であるので,人材以外についても記載した方がよい。

報告書タイトルについて

委員:検討会最終回までに決定すればよいので,すぐに決定する必要はないが,イメージはこのような感じでいいか。

委員:主旨はわかるが,施設マネジメントをやればミッションや理念が実現できるという誤解を生みそうである。
   「大学のミッションの実現を支える施設マネジメント」としてはいかがか。

委員:トップマネジメントという単語があると,学長が読む気になる。

委員:「施設の総合的なマネジメント」という言葉を1つぐらい残しておきたい。

ワーキンググループについて

委員:平成26年度に,検討会の他にワーキンググループを設置する。主査は上野委員としたい。

委員一同:了承

○今後の予定説明

お問合せ先

大臣官房文教施設企画部参事官付

(大臣官房文教施設企画部参事官付)

-- 登録:平成26年03月 --