○ 本検討会の報告書に基づく各国立大学等の施設マネジメントの主体的な実施を推進するに当たり,
施設マネジメントの取組状況をフォローアップするための評価や目標設定の在り方についても検討が必要。
○ ワーキンググループや検討会での御議論を踏まえ,具体的な方法を事務局で検討し,施設マネジメントの取組状況のフォローアップに役立てるとともに,
次期5か年(平成28年~32年)における取組にも活用したい。
○ 大学の特性や施設の状況,事務組織の規模等が異なる中,各大学の施設マネジメントの取組をどのように評価すべきか。
ワーキンググループ第2回における主な意見
・国が評価を行う目的は,1.国から大学への支援につなげるとともに,それをインセンティブとして施設マネジメントを推進してもらうこと,
2.各大学の状況を示し,同規模な大学における自分の大学の位置づけが分かるようにすること。
・評価について,各大学に積極的に施設マネジメントを実施してもらうための方策として考えていくべき。
・プロセスではなく成果を評価するべき。
・各大学の取組は様々なため,数値による一律の評価や,大学間の比較は困難。大学ごとに,1.従前からどの程度取組が進んだか,
2.具体的にどのような取組を実施しているか,を評価するしかないのでは。
・各大学に,自分の大学の施設マネジメントの売りを自由記述してもらってはどうか。
・減点法とならないように。
・施設マネジメントは継続して実施するものであるため,毎年評価することは難しいのではないか。
○ 評価すべき施設マネジメントの取組の項目はどのようなものがあるか。
(例)スペースの有効活用,施設の維持管理,省エネルギー対策,財源確保
○ 成果を評価する指標はどのようなものが考えられるか。
(例)
・スペースの有効活用 共同利用スペース等の保有率
・施設の維持管理 修繕の進捗率
・省エネルギー対策 CO2の削減率
・財源確保 多様な財源の割合
ワーキンググループ第2回における主な意見
・現行の評価で「劣化状況の把握」の実施状況が既に100%なのであれば,
今後はその次の段階の取組(劣化状況を踏まえた対応策が取られているか)の実施状況を評価するのではないか。
大臣官房文教施設企画部参事官付