平成25年8月6日（火曜日）10時～12時
文部科学省旧庁舎4階 文教施設企画部会議室
（1）平成26年度概算要求事業（PFI）の事業評価について
事務局より，個別の事業評価の審議に先立ち，第2回PFI検討会の審議結果について，報告された。その内容は，以下のとおり。
・第3回PFI検討会では，第2回施設検討会における個別事業評価（案）としてS評価が付されたPFI事業のみ，審議対象事業とする。
・ただし，審議対象事業としなかったPFI事業について，今後開催予定の第3回施設検討会において，個別事業評価としてS評価が付された場合には，別途，第4回PFI検討会を開催し審議する。
さらに，資料1，資料2，参考資料1，参考資料2及び参考資料3に基づき，事務局による説明の後，委員から意見が出され，個別の事業評価について，原案を一部修正することとし，その修正については主査に一任することで了承された。主な意見は以下のとおり。
・PFI検討会の役割は，「国立大学法人等施設整備に関する検討会の開催について」（平成13年8月22日文教施設部長決定，平成25年4月1日一部改正）に基づき，PFIに係る専門の事項について検討を行うこととされおり，事業の契約手続については，本検討会における検討の対象外であることは承知しているが，PFI事業の実施に当たっては適切に契約手続を行うべき意見があった旨を国立大学法人等にお伝えいただきたい。
・資料2のVFM評価表（案）の「適切なリスク分担の実施の有無」及び「事業の安定性を図るための工夫の有無」において，バツ評価とその理由を記載しているが，要求を提出した国立大学法人等として，今後，どのような検討を行うべきか不明確である。このため，提出された導入可能性調査の内容では，施設利用者の需要ニーズを把握すること及びそれを踏まえた官民のリスク分担の検討が不十分である旨を明確に記載すべきである。
・本検討会において審議した案件が，「PPP／PFIの抜本改革に向けたアクションプラン」（平成25年6月6日民間資金等活用事業推進会議決定）に掲げられたいずれの事業に該当するか，整理が必要である。
（2）その他
事務局より，今後のスケジュール等について，報告された。
大臣官房文教施設企画部計画課