資料1 学校施設の長寿命化改修に係る手引作成検討会(第2回)議事要旨(案)

1.日時

平成25年7月5日(金曜日)15時30分~17時30分

2.場所

文部科学省 文教施設企画部会議室

3.議題

  1. 有識者からのヒアリング 
  2. 手引の項目案について 
  3. その他

4.出席者

【委員】上野委員、青木委員、安間委員、伊香賀委員、海野委員、小松委員、野口委員、柳原委員
【特別協力者】齋藤特別協力者
【有識者】森県総務部財産管理課駒井主幹・同県教育庁学校施設課森主幹、北本市教育委員会教育部吉野副部長、同部教育総務課山本主幹
【文部科学省】富田施設助成課企画官、錦同課課長補佐、木村同課専門官、扇谷同課技術係長

5.議事要旨

議題1 有識者からのヒアリング

青森県から、資料2に基づき説明。

  • 長寿命化を検討するに当たっては、工事期間中の児童生徒の教育環境の確保が課題。いい事例だと思う。

北本市から、資料3に基づき説明。

  • 改修後はどの程度使うことを目指すのか。
  • 躯体についてもしっかり補修したため、コンクリート強度が18ニュートン程度の青森工業高校はあと40年程度、25から32ニュートン程度の田名部高校は50年~60年は使用可能と考える。(青森県)
  • 建築学会で示しているJASS5では、65年という共用期間が示されているが、きちんとメンテナンスされていない前提。きちんと手入れすることにより、かなり長期間使用できる。メンテナンスに関する予算を確保することが重要。
  • 仮設に膨大な費用が掛かっている。地域でまとめて借りたり、長期で借りるなどの工夫により値段が下げられるのではないか。 

議題2 手引の項目案について

  • 項目が少し細かすぎるのではないか。長寿命化改修とはいったいどのようなものなのか、詳しく記載すべき。耐用年数については、自治体の方が誤解している部分も多いと感じており、特に詳しく書いてほしい。
  • 施設を長寿命化させるための方策について具体的に言及すべき。断熱を施すというのも非常に大切なこと。
  • 総論は事務局を中心に、小松委員と青木委員、野口委員で長寿命化の意義や耐久性等についてうまく伝わるように工夫してほしい。例えば、1項目2ページにこだわらず、4ページになってもよいと思う。
  • 長寿命化のあるべき論をしっかり描くべき。この部分のボリュームが増えてもやむを得ない。
  • 耐震化を確保した後でも長寿命化が図れるということが分かりやすく記載して欲しい。
  • 劣化現象そのものについては、基礎情報を記載するにとどめてはどうか。
  • 長寿命化の手順や、判断基準、検討しなくてはならないことについて詳しく記載することで有効な資料になるのではないか。
  • 次回は夏休みや学会もあるため、締切は9月の上旬の遅い方がよい。また、委員以外が執筆する場合も、その執筆者名を記載するようにしてほしい。若手研究者の励みにもなる。

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