平成22年8月25日
今後の国立大学法人等施設の整備充実に関する調査研究協力者会議
今後の国立大学法人等施設の整備充実に関する調査研究協力者会議(主査:木村孟 東京工業大学名誉教授)において、次期国立大学法人等施設整備5か年計画の策定に向け、重点的な施設整備の推進方策等について整理した「第二次中間まとめ」を取りまとめました。
文部科学省では、国立大学法人等の施設について、第2次国立大学等施設緊急整備5か年計画(平成18~22年度)を策定し、重点的・計画的な施設整備を推進しています。
現在、総合科学技術会議において検討中の第4期科学技術基本計画に併せ、新たな施設整備計画(平成23~27年度)を策定するため、昨年2月より、今後の国立大学法人等施設の整備充実に関する調査研究協力者会議において今後の国立大学法人等の施設整備の在り方について検討してきました。
このたび、昨年8月の「中間まとめ」を充実させるとともに、重点的な施設整備の推進方策等について整理し、「第二次中間まとめ」として取りまとめました。
・『重点的な整備が必要な施設』として、(1)安全性・機能性に問題のある既存ストックの改善、(2)高度化・多様化する教育研究活動の実施に不可欠なスペースの確保、(3)大学附属病院の再生の3つを挙げています。
・『整備方針及び推進方策』としては、3Sとして、(1)質的向上への戦略的整備(Strategy)、(2)地球環境に配慮した教育研究環境の実現(Sustainability)、(3)安全・安心な教育研究環境の確保(Safety)を掲げ、併せてシステム改革を推進するとともに、それぞれに成果目標・指標を設定することとしています。
表紙、目次 はじめに 第1章 国立大学法人等施設の果たす役割 第2章 国立大学法人等施設の整備状況
第3章 今後の国立大学法人等施設整備の在り方 第4章 今後の国立大学法人等施設整備における中長期的な対応方策
企画調査係
電話番号:03-5253-4111(代表)(内線3247)