資料9 福井県の高等学校施設について(小寺委員発表資料)

福井県の高等学校施設について

施設等の現状

1 学校数、生徒数、クラス数(平成22年5月1日現在)

全日制 29高校1分校、生徒数17370人、 クラス数500

定時制 7高校、生徒数809人、クラス数49

2 棟数、築後年数

全棟数 314棟  

築後年数 50年以上 7棟、40年以上 66棟

3 耐震化の状況

耐震化率 81.2%  未耐震棟 59棟(平成23年4月1日見込み)

平成22年度耐震化計画 設計9棟 補強工事8棟(事業費1525百万円)

施設整備の状況と課題

1 耐震化

県耐震改修促進計画(目標年次平成27年度)に基づき、普通教室、体育館を優先的して耐震化を実施

(課題)

  • 財源の確保
  • 高校再編スケジュールとの調整

2 施設のリフレッシュ(全面改修)

概ね25年を経過した建物について、順次、全面改修を実施

(課題)

  • 施設の老朽化に伴い、耐用年数、経済性、環境への負荷など、改築と改修の比較検討が必要
  • 校舎等の年間修繕費の増加

3 高校の再編整備

再編に合わせて、新たな教科等に応じた施設整備を実施

(課題)
学科新設や学校の統合の場合には、施設設備の大幅な見直しが必要

4 職業系高校の施設、設備

老朽化が進んでおり、機械実習棟等の改修と併せて、設備・機器の更新を実施

(課題)
技術の進展に合わせた機器の整備

5 バリアフリー化

生徒の状況に応じて、階段昇降機やスロープなどを設置

(課題)
既設校舎の全面的なバリアフリー化は困難
段差など、人力で対応している状況

6 エコ化

太陽光発電装置を一部の高校に設置。校舎改修時にペアガラスを導入

(課題)
環境・エネルギー教育への対応

7 運動施設の老朽化

テニスコートの改修、グラウンド改修などを実施

(課題)
部活動に関する施設についての整備要望への対応

8 その他

教室の冷房設備 現在は、PTAと経費を負担して設置。電気料金はPTA負担

学習指導要領改訂に伴う施設設備の整備

1 「総合的な学習の時間」について

多目的スペースの確保、学校図書館機能の充実、情報環境の整備

2 理科教育について

観察や実験結果の発表のための、情報通信ネットワークを活用できるプレゼンテーション機能の整備

3 環境・エネルギー教育について

環境等に対する意識向上や、省エネルギーのため、設備機器の整備

4 多様化する生徒に対する学習環境の確保

多様な学習活動を可能とする教室や不登校などの生徒がくつろげる相談室などのスペースの整備

お問合せ先

大臣官房文教施設企画部施設企画課

指導第一係
電話番号:03-5253-4111(代表)(内線2291)、03-6734-2291(直通)

(大臣官房文教施設企画部施設企画課)