参考資料2-2 薬学教育モデル・コアカリキュラム(抜粋)

A 全学年を通して:ヒューマニズムについて学ぶ

一般目標: (略)

(1) 生と死
一般目標:
  生命の尊さを認識し、人の誕生から死までの間に起こりうる様々な問題を通して医療における倫理の重要性を学ぶ。

 【生命の尊厳】
  到達目標
  1.~2. (略)
  3.医療に関わる倫理的問題を列挙し、その概略と問題点を説明できる。
  4.~5. (略)

 【医療の目的】 (略)

 【先進医療と生命倫理】
  到達目標:
  1.医療の進歩(遺伝子診断、遺伝子治療、移植・再生医療、難病治療など)に伴う生命観の変遷を概略できる。

(2)医療の担い手としてのこころ構え
一般目標: 
 常に社会に目を向け、生涯にわたって医療を通して社会に貢献できるようになるために必要なこころ構えを身につける。

 【社会の期待】 (略)

 【医療行為に関わるこころ構え】
  到達目標:
  1.ヘルシンキ宣言の内容を概説できる。
  2.医療の担い手が守るべき倫理規範を説明できる。
  3.~5. (略)

 【研究活動に求められるこころ構え】
 到達目標:
 1. 研究に必要な独創的考え方、能力を醸成する。
 2.研究者に求められる自立した態度を身につける。(態度)
 3.他の研究者の意見を理解し、討論する能力を身につける。(態度)

 

B (略)

 

C 薬学専門教育

C1~C8 (略)

C9 生命をミクロに理解する
 一般目標: (略)

 (1)~(5) (略)

(6)遺伝子を操作する
  一般目標:
  バイオテクノロジーを薬学領域で応用できるようになるために、遺伝子操作に関する基本的知識、技能、態度を修得する。

 【遺伝子操作の基本】
   到達目標:
  1)~△4) (略) 
  △5)遺伝子取扱いに関する安全性と倫理について配慮する。(態度)

 【遺伝子のクローニング技術】~【遺伝子機能の解析技術】 (略)

 C10~C12 (略)

 C13 薬の効くプロセス
  一般目標: (略)

 (1)薬の作用と生体内運命
  一般目標: (略)

 【薬の作用】~【薬の副作用】 (略)

 【動物実験】
  到達目標: 
  △1)動物実験における倫理について配慮する。(態度)
  △2)~△3) (略)

  (2)~(5) (略)

  C14~C16(略)

  C17 医薬品の開発と生産
  一般目標: (略)

  (1)~(2) (略)

  (3)バイオ医薬品とゲノム情報
  一般目標:
  医薬品としてのタンパク質、遺伝子、細胞を適正に利用するために、それらを用いる治療に関する基本的知識を修得し、倫理的態度を身につける。併せて、ゲノム情報の利用に関する基本的知識を修得する。

 【組換え体医薬品】 (略)

 【遺伝子治療】
  到達目標:
  △1)遺伝子治療の原理、方法と手順、現状、および倫理的問題点を概説できる。(知識・態度)

 【細胞を利用した治療】
  到達目標:
  △1)再生医療の原理、方法と手順、現状、および倫理的問題点を概説できる。(知識・態度)

 【ゲノム情報の創薬への利用】~【疾患関連遺伝子】 (略)

  (4)~(5) (略)

C18 薬学と社会
  一般目標: (略)

  (1)薬剤師を取り巻く法律と制度
  一般目標:
  患者の権利を考慮し、責任をもって医療に参画できるようになるために、薬事法、薬剤師法などの医療および薬事関係法規、制度の精神とその施行に関する基本的知識を修得し、それらを遵守する態度を身につける。

 【医療の担い手としての使命】
  到達目標:
  △1)薬剤師の医療の担い手としての倫理的責任を自覚する。(態度)
  △2) (略)

 【法律と制度】~【放射線医薬品】 (略)

  (2)~(3) (略)

 

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