資料6 教育状況調査の実施について(案)

【1】調査の観点

本調査は、平成23年3月提出の協力者会議の報告書「獣医学教育の改善・充実について」に示された教育改革の提言事項を踏まえ、各大学の教育状況を把握するために行うものである。

調査の観点は、以下の2点である。

  • 教育改革の提言に対する各大学の取組状況及び今後の課題の把握
  • 産業動物・公務員分野の獣医師の育成が重要な政策課題となっていることを踏まえて、現在の各大学獣医学部・学科の就業動向及び各大学における教育状況の把握を行うとともに、特色のある事例・取組等について収集・分析

→ 16大学に調査を行い、協力者会議での今後の教育改善の議論に活用。

 

【2】調査項目(例)

1.大学における基本的な情報に関する調査項目の例

 各大学獣医学部・学科毎の就業動向/患畜数(種類別)/教育スタッフ(教員・技術 職員・事務職員等)、教員の活動時間区分/担当教員の構成比、臨床系教員数と非臨床系教員数との比率/入学定員/在籍する学生数(学年別) など

2.教育内容における情報に関する調査項目の例

1 モデル・コア・カリキュラムへの対応状況(現状、今後の課題)

2 ガイドラインへの対応状況(現状、今後の課題)

3 専門教育に関する情報

  • 伴侶動物・産業動物臨床、公衆衛生、家畜衛生の分野について以下の点を調査:分野に関する教育科目/講義と実習の割合(単位数ベース)/分野に関わる教育スタッフ数/施設・設備の状況・特色

※産業動物臨床・感染症対策分野の設備について、平成22年度補正予算で支援された大学はその活用状況などを記入

4 附属施設に関する情報

  • 附属病院 :病院の理念/病院の組織図、診療科目、診療要員(研修医含む)/診療科目ごとの診療頭数/総面積/運営経費/高度診断機器の設置状況等
  • その他施設、フィールドセンター等

5 大学間連携・外部機関との連携状況(教育課程内外の実施状況、具体状況など)

6 その他(大学の特色に関する情報)

など

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電話番号:03-6734-2501