資料3 教職大学院の教育の質の保証に係る検討事項

1.入学者の確保

(1)現職教員の派遣の安定的確保

【現状・課題】

  1. 地方公共団体の財政難により派遣数が頭打ち
  2. 大学院修学休業制度等を活用して履修する者の経済的負担

(2)ストレートマスターの安定的確保

【現状・課題】

  1. 大都市圏での教員の採用増
  2. 自大学からの進学者の頭打ち

(3)入学者選抜における競争性の確保

【現状・課題】

  1. 合格者/志願者が2倍以下
  2. 学生の質のばらつき(教員採用試験との併願による人材の流出)

2.カリキュラム及び教育方法・体制

(1)デマンドサイドの意向を踏まえたカリキュラムの改善充実

【現状・課題】

  1. 教育委員会の意向が反映されていないカリキュラム
  2. 理論と実践の融合によるカリキュラム、教育方法の未確立

(2)学生ニーズに応えるきめ細やかな教育体制の整備

【現状・課題】

  1. 現職教員とストレートマスターの合同教育の在り方
  2. 全学的な教員の関わり不足(特に教科専門の教員)
  3. 他学部出身者と教育学部出身者の学力格差

3.実践的指導力育成のための実習体制の整備

【現状・課題】

  1. 実習免除の基準の明確化
  2. 現職教員が原籍校で実習を行う場合の日常業務への配慮
  3. 学校現場での実習受け入れの負担感

4.その他

(1)認証評価機関の設立

 

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(高等教育局大学振興課教員養成企画室)