資料3 4年制博士課程教育のフォローについて

平成23年6月27日
薬学系人材養成の在り方に関する検討会

1.現状

 平成24年3月に新薬学制度6年制の学生が卒業する予定であり、その卒業生を対象とする4年制の大学院博士課程の申請が準備されている。薬学系4年制の博士課程の大学院は初めての設置であり、今後大学院にふさわしい教育研究が行われるようフォローすることが必要である。

2.方針

 近年、医学の急速な進歩や薬物治療の高度化に伴い、臨床薬学・医療薬学の研究者・教育者養成等を担う、新たな大学院に国民の期待が高まっている。
 新たな4年制博士課程が社会のニーズを踏まえた、質の高い大学院となるよう教育及び研究環境等について適切な指標で、今後フォローアップしていくこととし、必要に応じて改善方策を取りまとめる。
 なお、フォローに当たっては、学部教育との接続についても留意する。

3.今後の取り進め方

 フォローアップについては、検討会にフォローアップワーキング・グループを設置し、フォローアップの基本的考え方について、その内容、具体的な項目や観点、参考とすべき指標等を検討し、必要に応じて大学からのヒアリングを行い、フォローアップする。

4.その他

 フォローアップワーキング・グループの意見を踏まえ、文部科学省としては、各大学に対し、改善を促すとともに、薬学教育の改善・充実に努めることとする。

お問合せ先

高等教育局医学教育課