資料4　医学教育カリキュラムの見直しに関する論点メモ

1.臨床研修の見直しを踏まえた医学教育の改善・充実方策

・総合的な診療能力の育成を重視した臨床実習の充実を如何に図るべきか

・卒業までに将来の進路を明確にできるよう如何なる方策を講ずるべきか

・臨床研修との重複なく基本的な診療能力を効果的に習得させるために如何なる方策を講ずるべきか

・臨床研修の内容の医学教育への前倒しを如何に取り扱うべきか

・患者や社会の理解や協力を得て臨床実習を充実するために如何なる方策を講ずるべきか

・医行為を伴う臨床実習を如何にして充実させるべきか

2.医師として必要な臨床能力の確実な習得を確保する方策

・卒業時に必要な臨床能力の到達レベルの明確化を如何に図るべきか

・臨床実習により習得される臨床能力の評価を如何に行うべきか（臨床実習修了時のＯＳＣＥ（客観的臨床能力試験）の導入等）

・卒業までに必要な臨床実習の単位数を如何に考えるか

・卒業までに必要な臨床実習の内容を体系的に習得させるために如何なる方策を講ずるべきか

・医行為を伴う臨床実習に臨む学生の能力を保証する共用試験の合格基準を如何に設定すべきか

3.地域や診療科に必要な医師を養成・確保するための方策

・地域や診療科間の偏在是正のために医学教育において如何に取り組むべきか

・地域医療を担う明確な意思や医師としての適性、コミュニケーション能力等を見極める入学者選抜の工夫のために如何なる方策を講ずるべきか

・地域に定着する学生を確保するために如何なる方策を講ずるべきか

・地域医療への理解と使命感を深めるために医学教育において如何に取り組むべきか

・総合的な診療能力をもった医師の養成のために医学教育において如何に取り組むべきか

・地域や診療科に必要な医師を確保するために、学部教育、臨床研修、専門医研修、大学院等を一貫して如何なる取組が考えられるか

・地方自治体、医療関係団体、地域医療機関との連携を如何に図るべきか

4.医学教育カリキュラム等の見直しの論点

・今後の生命科学、医学・医療を巡る動向を見据えて如何なる内容を強化すべきか

・医学教育の中で、常に自らの診断・治療技術等を検証し磨き続け、研究マインドをもった人材を育成するために、医学教育において如何に取り組むべきか