・臨床研修医の立場から、下記関係者にヒアリングを実施。
1.立花蘭(札幌医科大学)
2.吉村俊太郎(順天堂大学)
・これまでの主な意見の整理(案)
・卒前臨床実習の問題点というのは、医師と比較して責任感を感じないということが問題点である。
・実際に医学生も医師同様、カルテに書き込みできるようにするとか、実際の臨床に近い形で経験させたほうがいいのではないか。
・講義をされる先生と講義を受ける学生との間で双方向なやりとりがあると、教育として非常に有益なのではないか。
・患者の方と向き合う実習、あるいは患者の方とやりとりがある実習があると、学生自身、非常に勉強になるのではないか。
・教科書に載ってないような、実際の臨床の場で重要なことを教えてほしい。
・卒業した時点で自分の進路が決まっていなかったため、1年間のスーパーローテーションで自分の行きたい分野を決めることができた。
・座学を聞いて、それでテストをして、それについての質問に答えられるというのは必要なことだと思う。
・患者さんや違う職種の方と1年生の頃から交わっていくことが必要だと思う。
・基礎医学を軽視するべきではないと、それは明確に書いておくべき。
・(案)1の2で地域医療とか、医師不足のため医師を養成・確保する方策、それが医学教育をめぐっての問題になるのかどうか。
・入学選抜の問題に関して、選抜のテクニックではなく、各大学の個性をあらわしたミッション、理念を出したほうがよい。
・留年する理由等を分析する必要があるのではないか。
・現状の体制も踏まえながら、教官を増やすということを記入したほうがよい。
・教育環境の改善や、教員の勤務状況の改善、すぐれた医師養成に必要な予算の拡充を図ることを盛り込んでほしい。
・8「教養教育の充実」のタイトルと内容が合っていないのではないか。
・焦点1.学部教育は何をしなければいけないか。焦点2.それを支える教育支援体制の充実。
・臨床教育を担う人のサポートが必要。
・教養教育の充実ということは絶対入れていただきたい。
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