モデル・コア・カリキュラムの改訂に関する連絡調整委員会(第1回) 議事要旨
1.日時
平成19年12月25日(火曜日) 14時~16時
2.場所
三菱ビルM2会議室
3.出席者
委員
連絡調整委員会委員
高久委員、安井委員、奈良委員
専門研究委員会委員
福田委員、江藤委員、奈良委員(兼任)
文部科学省
文部科学省
三浦医学教育課長、田中医学教育課長補佐
オブザーバー
厚生労働省
宮嵜医政局医事課医師臨床研修室長、小椋歯科保健課歯科保健医療調整官
4.議事要旨
モデル・コア・カリキュラム改定案について
1.文部科学省から説明
- 資料1~6に基づき本委員会の設置の趣旨、医学教育モデル・コア・カリキュラム改訂案、歯学教育モデル・コア・カリキュラム改訂案について説明。
2.自由討論(概要)
- 資料の頁の誤り、索引の誤りを除き、内容については了承。
- 前文の作成主体については医学・歯学共通で、連絡調整委員会、専門研究委員会の並記とする。
- 前文の内容については、本委員会及び今回の改訂の位置づけについて説明が不足しておいるので、修正を加える。
今後の検討課題について
1.文部科学省から説明
資料7に基づき説明
2.自由討論
- 製本については医学・歯学で別冊子を作成する。
- 各大学での印刷、教員の利用等のために簡便な方法でのホームページ等での掲載が必要。
- 関連病院への周知を大学に依頼するのではなく、文部科学省が周知すべき。
- 臨床研修病院へのモデル・コア・カリキュラムの配付を行うべき。
- 前回のコア・カリキュラムについても周知が徹底されているとはいえない状況、各種機会(全国医学部長病院長会議、歯科大学長歯学部長会議等)を通じて積極的な周知に、文部科学省、委員が努める必要がある。
- 世界的な教育内容の標準化の流れに乗り遅れないためにも、英訳は必須。
- 医学については東京医科歯科大学医歯学教育システム研究センターに現行コア・カリキュラムの英訳版は存在するので、本改訂案をもとに、当該の修正という方法でセンターを中心に実施する。
- 歯学についても同様の内容を検討実施。
- 全面改訂に向けては、必要最低限との基本理念は堅持の上で、各大学医学部・医科大学のみならず、学外の教育病院および臨床研修病院等の医療機関からのコアカリ導入の評価、改善要望を聴取し、検証が必要。
- 国家試験との整合性についても検討が必要。
- 現行索引は、作成方針が不明確。次回改訂に際しては索引の作成方針についても検討が必要。
3.まとめ
改訂案の修正内容については、再度、メール等で調整をすることについて了承。