駐日欧州連合(EU)代表部からのヒアリングについて

(1)ヒアリング実施の意義

・EU統合の経験は、歴史的文化的背景、統合の背景等は異なるものの、東アジア共同体構想を考える上で参考とし得る1つのモデル

(2)ヒアリング事項(案)

○EUの青少年交流プログラムについて
○EU教育政策について(エラスムス計画、エラスムス・ムンドゥス計画、ボローニャ・プロセス等)
○EUの研究協力プログラムについて

ヒアリング対象者

Mr.Rudie FILON (ルディ・フィロン)駐日欧州連合代表部広報部長

職歴
1977~87年 オランダ保健・環境省(高齢者向け医療施設の建設計画担当)
1984~87年 欧州委員会予算総局(EC予算第7条の報告担当官補佐)
1987~93年 欧州委員会対外関係総局対日関係担当課(輸出促進、EUビジネスマン研修計画(ETP)担当)
1993~98年 駐日欧州委員会代表部(EUビジネスマン研修計画(ETP)及び「EU Gateway to EU  Gateway  to Japan」(EU対日輸出促進計画)プログラムマネ-ジャー)
1999~2002年 欧州委員会・共同研究センター(JRC)(標準物質計測研究所(IRMM)法律顧問)
2002~04年 欧州委員会・欧州援助協力局(東・中欧向けTACIS及びCARDS計画プログラムマネージャー)
2004~09年 駐中国欧州委員会代表部(北京)(開発・協力部部長 通商、経済、エネルギー開発及び人材開発協力プログラム担当)
2009年~現在 駐日欧州連合代表部 広報部部長

Ms.Marie-Helene Varille(マリ=エレーヌ・ヴァレイユ)駐日欧州連合代表部広報部次長

職歴
1993~96年 パリ・オペラ座(予算管理者)
1997~98年 ITTワールド・ディレクトリーズ・ヨーロッパ(ブリュッセル)(金融アナリスト)
1999~2001年 株式会社ジョンソンコントロールズ(ブリュッセル)(上席金融アナリスト)
2002~04年 欧州委員会・通商総局(財務担当官)
2005~07年 欧州委員会・通商総局(市場アクセス担当官)
2007年~現在 駐日欧州連合代表部 広報部次長

Ms.Barbara Rhode(バーバラ・ローデ)駐日欧州連合代表部 公使参事官/科学技術部長

職歴

  • 大学院修了後、ハンブルクのマックス・プランク外国私法・国際私法研究所に勤務。
  • 冷戦時代、ドイツ連邦科学技術省から、西ドイツ代表として東西問題研究所ISSC(ウィーン)/ユネスコのウィーン・センターに派遣される。環境政策に関する多国間研究プロジェクトの調整、欧州評議会の「刑法による環境保護に関する条約」の発足に関与。
  • ドイツ代表の専門家として、欧州委員会・研究総局の社会科学計画発足に貢献。
  • 1995年~2000年、欧州委員会・研究総局において、ハンガリー、チェコ、スロヴァキアのEU加盟交渉のほか、スイス及びコーカサス諸国との関係を担当。
  • 研究総局の「科学における倫理」担当課の課長として、国際的な研究ネットワークに参加する際の、倫理的問題(ヒトES細胞〈胚性幹細胞〉、臨床試験、動物、データ保護等)の扱いに関する規則を定める交渉を担当。国連及び欧州評議会にて、欧州委員会を代表。
  • 研究総局の「多国間協力事業」担当課の課長として、米国(国務省)、日本(外務省)、韓国、ロシア(国営原子力企業ロスアトム)及び中・東欧諸国との協力の下、大量破壊兵器開発に関与した旧ソ連の科学者及びその民間活動への転職に関するEUの政策形成を支援。
  • EU本部(ブリュッセル)にて、第7次 研究枠組み計画(FP7)の「People(人材)」プログラム(マリー・キュリー・アクション)及び欧州委員会研究総局の中小企業アクションの国際関係アドバイザーを担当。
  • 2009年~現在 駐日欧州連合代表部 科学技術部長

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大臣官房国際課