令和4年7月7日
研究開発局
宇宙開発利用課
研究開発局では、宇宙輸送の国際的な競争の激化等を踏まえ、抜本的な低コスト化等を目指した革新的将来宇宙輸送システムの実現に向けたロードマップを策定するため、令和2年11月に有識者による検討会を立ち上げ、令和3年6月に中間取りまとめを公表しました。
中間取りまとめでは、安全保障や防災利用、深宇宙探査等の官ミッションに対応する「基幹ロケット発展型宇宙輸送システム」と、二地点間高速輸送や宇宙旅行、低軌道衛星の打上げ等のミッションに対応する「高頻度往還飛行型宇宙輸送システム」の二本立ての研究開発を推進することの必要性が明記されています。
この度、中間取りまとめにおいて「引き続きの検討事項」と整理された、官民の役割分担や制度的課題等について更なる検討を行い、本検討会における議論が取りまとめられましたので御報告いたします。
研究開発局宇宙開発利用課