科学技術週間の取組等に関する検討会(第6回) 議事要旨

1.日時

平成30年6月29日(金曜日)10時30分~12時30分

2.場所

科学技術・学術政策局会議室2

3.議題

  1. 一家に1枚ポスターの審査について(非公開)
  2. ワーキンググループの設置について(案)
  3. 科学技術週間の認知度調査結果の報告及び分析

4.出席者

委員

熱田委員、大草委員、滝田委員、塚田委員、冨田委員、林委員

文部科学省

坂本人材政策課長、石橋人材政策課長補佐

5.議事要旨

○事務局より、資料1「一家に1枚ポスターの審査について(非公開)」の説明が行われた。

○事務局より、資料2「ワーキンググループの設置について(案)」の説明があり、案の通り了承された。

○事務局より、資料3「科学技術週間の認知度調査結果及び分析」の説明が行われた。
【主な意見】
 (各機関等の取組をふまえた認知度向上に向けた取組について)
・当方の展示では扱う内容が難しいこともあるので、小学校高学年以上を標準にして各種媒体を作成している。実際は低学年以下のお子さんも来られるのでそこにどう対応するかは課題となっているが、パッと見のビジュアルは重要であり、そこは大切にしている。
 科学技術週間のホームページについて、子供用のページを作るなどの工夫があってもよいのではないか。
・読書週間などに比べると科学技術週間はブランディングが足りていない。科学技術週間といえばこれというようなキービジュアルが必要ではないか。ロゴについてもフリーで使用できて、勝手に使われていくのが理想的である。Facebookなどももっと上手に活用していけると良い。
・読書週間については書店側の売り込みの一部として利用されている。科学技術週間についても関連施設などでの呼び込みに利用してもらえるようになるとより認知度も上がっていくのではないか。
・人気漫画とのタイアップをしてみるというのも認知拡大という意味では効果的なのではないか。昨今、科学技術の変革が著しい中で、その潮流に乗りつつこれまでのイメージを刷新する一つのツールとして科学技術週間を利用できればとても良い。 ・科学技術週間のポスターを作成する目的は?
  →【事務局回答】以前は標語を毎年募集しており、標語を周知するという目的もあったが、現在は科学技術週間そのものの周知が作成の目的。
・全国での開催イベント数をポスターに記載してはどうか。以前はWebからイベントの一覧が見られたと思うが?
  →【事務局回答】以前は一覧を掲載していたが、各々の詳細までは記載できず、また見にくかったため検索方式に変更。
・Webでは全国地図上で場所を拡大できるような形で開催イベントを表記したらどうか。
・ポスターのイメージとしてはインパクトのある写真1枚でシンプルに作成するのはどうか。
・テーマの選定は大事だと思う。例えば、その年の「一家に1枚」に関連のある物や国民の関心事項を募集して決めるなど。
・書店とのタイアップで科学技術系の書籍を取り上げてもらうというのはどうだろうか。科学関係の書籍や雑誌の売行きも伸び悩んでいる中でそこを巻き返すという意味でも書店とのタイアップでフェア等を開催するのもいいのではないか。
・日本は欧米と比較してサイエンスライターの地位が弱いところがあるので、応援していくきっかけになればよいのでは。
・大学でも科学技術週間の認知は低い。大学のアウトリーチにも利用してもらえるといいかもしれない。
・大学にとって4月は時期的に難しいかもしれないのでどのように取り組むかは工夫が必要だと思う。
・学校関係の立場からするといかに底辺を広げることができるような内容にするかが気になるところ。学習のきっかけになるようなポスターにできれば良い。小学生などには内容的に少し難しいところがあるかもしれない。4月に科学技術で盛り上げるという視点でも工夫が必要だと思う。自由研究などがある夏ならば取り組みやすい。

○最後に事務連絡があり、閉会した。

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