科学技術週間の取組等に関する検討会(第4回) 議事要旨

1.日時

平成30年1月25日(木曜日)10時~12時

2.場所

科学技術・学術政策局会議室2

3.議題

  1. 今後新たに行う取組について
  2. その他

4.出席者

委員

熱田委員、大草委員、滝田委員、塚田委員、奈良委員、八田委員、林委員、米山委員

文部科学省

塩崎人材政策課長、石橋人材政策課長補佐 他

5.議事要旨

○事務局より、資料1「今後新たに行う取組について」の説明が行われた。

【主な意見】
(科学技術週間に関する意識調査の実施について)
・科学技術週間関連行事を実施する場所や時間の希望についての調査項目を追加するのはどうか。また、関連行事については、どのような行事に参加してみたいかについても調査すると、今後の検討の参考になるのではないか。
・興味のある科学技術にかかる分野についての調査項目があると、今後、一家に1枚ポスターを製作する際に、参考になるのではないか。
・関連行事については、誰と参加するのかについても調査すると良いと思う。
・科学技術週間実施後の効果を測定するために、一家に1枚ポスターを入手したことや関連行事に参加したことによる新たな気づきはあったか等の質問を設けると良いのではないか。
・一家に1枚ポスターを欲しいと思うか等、科学技術週間を知らない人に対しての問いかけも必要だろう。
・全国の教育委員会を通じて、学校の教師を対象とした調査を実施することはできないか。
・多くのデータを取ることも重要だが、個別のヒアリングを実施する等、より細かなデータを取ることも必要ではないか。また、科学技術への関心が比較的低い層を対象としたヒアリングを実施するのはどうか。
・調査の結果をどう活かすかということを意識した質問項目の設定を考えるべきである。例えば、科学技術週間をどのようなきっかけで知ったかといった質問であれば、広報の方法を検討するうえで参考になるようなデータが取れるのではないか。

(シンボルマークの改定について)
・「科学技術週間」の文字を入れてロゴマークを作った方が、マークの活用がしやすいのではないか。
・マークをいかに活用するかが重要である。活用方法としては、関連行事の際にマークを使ってもらう等が考えられる。
・資料に、芸術系学部・学科に在籍する学生と協働してマークを改定するとあるが、公募するイメージか。
 →事務局より:公募ではなく、芸術系学部を有する大学等に協働の話を持ち込むことを想定している。
・公募にした方が、科学技術週間を知ってもらうきっかけにもなって良いのではないか。
 →事務局より:科学技術週間の趣旨を反映したマークを作るためには、公募よりも協働の方が適していると考える。
・デザイン会社を入れてマークを作る方が、他で既に使われているマークと類似するデザインとならないような配慮ができて良いのではないか。
・現行のシンボルマークを活かした改定か、全く新たなシンボルマークを作るかについて考えるよりも、科学技術週間の趣旨が受け継がれているマークを作ることを重視するべきである。

(情報提供活動の活性化(SNS等の活用)について)
・SNSの情報発信は誰が行うのか。
 →事務局より:事務局が行うことを考えている。
・科学技術週間以外の期間も何らかの情報発信を行うのか。
 →事務局より:第60回科学技術週間に向けた取組や科学に関する記念日の紹介等、科学技術に関する話題の提供を考えている。現行の文部科学省のFacebookや科学技術のWebサイトと連携し、より効果的に情報発信を行っていくつもりである。
・科学技術週間のWebサイトについて、関連行事のページにPDFの一覧表が掲載されているだけというのは、かなり見づらい。また、科学技術週間を紹介するページについても、興味を引くようなキャッチコピーを掲載する等の工夫が必要ではないか。
・全国の科学館等のWebページに科学技術週間Webサイトのリンクを貼ってもらうと、アクセス数が見込めるのではないか。
・SNSを活用することになった際は、例えばTwitterでどのようにリツイートされているか等、発信した情報がどのように受け取られているかについての分析を行うことも必要ではないか。
・第60回科学技術週間の時期は、改元の時期と重なってしまうため、広報の方法を工夫する必要があるだろう。
・「第60回科学技術週間まであと○日」のようなカウントダウンを行えないか。
 →事務局より:科学技術週間ホームページで実施することは可能かもしれない。
・映画等とのタイアップは、広報の手段として効果的ではないか。

(科学の名所100選(仮称)について)
・質の保証を条件にすると、既に観光地となっているような所しか登録できないのではないか。今まであまり注目されていなかったようなものも登録できるような仕組みが必要ではないか。
→事務局より:厳しい条件を設けるという訳ではなく、必要最低限の安全性の確保や体制の整備がなされていれば登録できるようにしたいと考えている。
・産業遺産やジオパーク等との違いは何か。
→事務局より:その地域の特色等を活かした、科学に関係のあるものを登録したいと考えている。観光産業とも連携した取組としたい。
・例えばスタンプラリー等があると、複数の場所を訪れてもらうための動機付けができて良いのではないか。
・星空がきれいに見える場所等も名所になり得るのか。
 →事務局より:十分なり得る。自然や工芸品等、見方を工夫すれば科学の名所となり得るものは多くあると思う。

○事務局より、資料2「第59回科学技術週間(平成30年4月16日~22日)に向けた取組状況(報告)」の報告が行われた。

○最後に事務連絡があり、閉会した。


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