公正な研究活動の推進に関する有識者会議(第5回) 議事要旨

1.日時

平成29年4月28日(金曜日)14時~16時

2.場所

文部科学省旧庁舎2階文化庁特別会議室

3.議題

  1. 主査の選任等について
  2. ガイドラインに基づく調査の実施方針等について
  3. 公正な研究活動の推進に関する平成28年度活動実績について(報告)
  4. 公正な研究活動の推進に関する平成29年度実施方針について
  5. その他

4.出席者

委員

浅島委員、家委員、一井委員、塩見委員、鷹野委員、中村委員、伏木委員、三木委員

文部科学省

勝野科学技術・学術政策局統括官、塩崎人材政策課長、塚本研究公正推進室長、井上研究公正推進室長補佐

オブザーバー

中山日本学術振興会研究事業部研究倫理推進室長、平井科学技術振興機構監査・法務部研究公正課長、中村日本医療研究開発機構研究公正・法務部長

5.議事要旨

○事務局より、資料1について説明が行われた後、決定することで了承された。
○本有識者会議の主査に浅島委員が互選により選任された。
○本有識者会議の主査代理に家委員が指名された。
○事務局より、資料2から資料6までについて説明が行われた後、公正な研究活動の推進に関する平成29年度実施方針等について意見交換が行われた。
○資料2から資料6について、修正の上、主査一任で決定することで了承された。
○資料2、資料3-1、3-4、3-5、資料5-2、5-3、5-4、資料6について、個別名称を非公表にすること等の理由により、公正な研究活動の推進に関する有識者会議運営要領に基づき、非公開とすることとした。

(主なやりとりは以下のとおり。)

○ガイドラインに基づく調査の実施方針等について
・管理条件の履行期限を従来の1年から60日と、大幅に変更した懸念として、何か不正事例が起こった際の大学における調査委員会の進捗状況や調査結果に関する将来の訴訟リスク等を踏まえて配慮すべきである。
・管理条件の期限の変更の提案は賛成だが、大学の評議会や部局長会議などの意思決定会議の開催頻度に配慮すべきである。

○公正な研究活動の推進に関する平成29年度実施方針について
・ガイドラインに基づく調査及び措置に関する要綱の中に『「研究活動における不正行為への対応等に関するガイドライン」に基づく取組状況に係るチェックリスト』(以下、チェックリストという。)を位置付けるべきである。
・研究活動における不正行為を調査した機関の事後措置に対する優れた取組というのも調査項目に加えるべきである。
・チェックリストの「利益相反」では勘違いされるので「利益相反への不適切な対応」等、定義を明確にすべきである。
・大学の機関全体の取組だけではなく、部局での具体的な研究倫理教育の取組を把握すべきである。

以上

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科学技術・学術政策局研究環境課

研究公正推進室
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(科学技術・学術政策局研究環境課研究公正推進室)