【資料2-1】次世代放射光施設検討ワーキンググループ(第5回)プレゼン項目1

所属:帝人ファーマ株式会社
氏名:上村 みどり

1.今後取り組むべき研究課題について

・想定される社会的・科学的課題及び各課題の解決にあたり、取り組むべき研究課題は何か。

 現在、65歳以上の高齢者が人口の1/4以上を占めるようになり、生涯にわたり、介護の負担や不必要な入院を避けるためにも、健康で生活の質を維持した生活ができるように、疾病に対しては、初期に副作用がなく効果のある安心安全な薬を創薬して、患者さんに供給すること。

2.次世代放射光施設に期待する貢献について

・今後取り組むべき研究課題に関して、次世代放射光施設に対してどのような貢献を期待するか。

 副作用がなく、薬効の顕著な薬剤については、疾患ターゲットの構造あるいは、薬剤候補との複合体結晶解析し、そこからのラショナルなデザインが重要。そのためには、次世代放射光施設が不可欠である。

3.次世代放射光施設に期待する運営の在り方について

・次世代放射光施設に対して、どのような運営のあり方を期待するか。

 薬を作り出すのは製薬企業である。製薬企業に対しても、学界と同様に使用できる最先端の施設を希望する。また、省エネ設計により、通年利用でき、また、受託サービスも、兼ね備えた施設であることが重要。

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科学技術・学術政策局研究開発基盤課量子放射線研究推進室

(科学技術・学術政策局研究開発基盤課量子放射線研究推進室)