【資料2-2】次世代放射光施設検討ワーキンググループ(第3回)プレゼン項目2

所属:東京工業大学地球生命研究所
氏名:廣瀬 敬

1.今後取り組むべき研究課題について

・想定される社会的・科学的課題及び各課題の解決にあたり、取り組むべき研究課題は何か。

  1. 液体コアの化学組成・・・地球全体の化学組成、地球の起源
  2. 液体コアの動的挙動・・・マントルとコアの分離、コアの対流と地球磁場の形成メカニズム
  3. 沈み込み帯における流体の挙動・・・深発地震の原因・揮発性元素の大循環
  4. 太陽系の質量の95%は液体・・・従来の固体の研究のみではまったく不十分

2.次世代放射光施設に期待する貢献について

・今後取り組むべき研究課題に関して、次世代放射光施設に対してどのような貢献を期待するか。

  • 短時間測定(密度、音速が可能に)
  • 微小領域測定(サブミクロンへの集光)
  • 高解像度イメジング
    ※ただし、ビームタイムの確保が必須

3.次世代放射光施設に期待する運営の在り方について

・次世代放射光施設に対して、どのような運営のあり方を期待するか。

  1. 既存施設の運転時間の確保
  2. 予備実験課題の拡大・・・ハイリスク・ハイリターン研究ができる環境

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科学技術・学術政策局研究開発基盤課量子放射線研究推進室

(科学技術・学術政策局研究開発基盤課量子放射線研究推進室)