【資料2-1】次世代放射光施設検討ワーキンググループ(第2回)プレゼン項目1

所属:東京大学
氏名:尾嶋 正治

1.今後取り組むべき研究課題について

・想定される社会的・科学的課題及び各課題の解決にあたり、取り組むべき研究課題は何か。

エネルギー・資源問題(創エネ・省エネ・蓄エネ・省資源)の解決に向け、ナノ領域における新物性をナノビーム(~10nm)を使って解明し、その結果に基づいて高効率グリーンデバイスの開発に貢献する。
研究課題は、

  1. (機能発現)ナノ領域の構造と電子状態
  2. デバイス動作中実環境オペラント解析
  3. 3次元イメージングと時間変化
  4. 見えないものを見る

の4本柱。

2.次世代放射光施設に期待する貢献について

・今後取り組むべき研究課題に関して、次世代放射光施設に対してどのような貢献を期待するか。

  1. いつでも日本のどこかで放射光運転(年間5000時間、500mA)
  2. 放射光解析メニュー「コンテンツ」の常時更新
  3. 3実験前・中・後のフォロー「コンシェルジェ」→良質論文・特許大量生産
  4. 研究開発クラスタ(団地)の中心にして連携

の4本柱。

3.次世代放射光施設に期待する運営の在り方について

・次世代放射光施設に対して、どのような運営のあり方を期待するか。

  1. 大学共同利用にこだわらない柔軟な運営、ミッション
  2. 日本の放射光はプラットフォーム(PF)化が基本、他の分析手法ともPF化→テクノロジーPFとサービスPFの二極化
  3. イノベーション創出に貢献したかどうかを評価関数に

の3本柱。

お問合せ先

科学技術・学術政策局研究開発基盤課量子放射線研究推進室

(科学技術・学術政策局研究開発基盤課量子放射線研究推進室)