資料4−3

実施状況報告書の分析の進め方について

○基本認識

  1. ガイドラインは大綱的な性格を有しているもので、具体的な制度構築は、個々の研究機関の判断に委ねられていること。
  2. 各研究機関におけるガイドラインを踏まえた取組が始まったばかりであること。
  3. ガイドライン自体も、今後の運用を通じて研究機関の実態に即した、より現実的かつ実効性のあるものになるよう見直しを行っていくものであること。

○分析の基本的な視点

 全機関に実施を要請している各事項に各機関はどこまで対応していれば十分なのかについては、機関の規模や性格だけではなく、各機関の個別事情によって異なるものでもある。
 このため、現時点で、問題があり指導・助言した方がよいと思われる事項、特色ある取組みであると考えられる事項を抽出するという視点で確認する。

○具体的進め方

 報告書の分析

  • 1ガイドラインで全機関に対して実施を要請する事項のうち「必須事項」に関して着実に実施されているかを確認し、実施状況に問題があると考えられるものについて抽出。
  • 2「必須事項以外の事項」について、取組みの進捗状況の把握を基本とし、既に対応しているとする研究機関にあっては、実施状況に問題があると考えられるものについて抽出。
  • 3全事項について、特色ある取組みと考えられるものについて抽出。