参考資料3: 放射化物技術検討ワーキンググループの開催について

平成22年4月14日
放射線安全規制検討会

1.設置目的

 放射性同位元素等による放射線障害の防止に関する法律(以下、「放射線障害防止法」という。)における放射化物の安全規制への導入の検討については、これまで、放射線安全規制検討会及びクリアランス技術検討ワーキンググループにおいて、放射化物としての規制を必要としない放射線発生装置の種類等に係る検討を中心に進められてきたが、それに加えて、今後、具体的な規制の内容等、技術的な検討の充実を図る必要があることから、放射線障害防止法における放射化物の安全規制への導入に係る技術的事項を検討するための「放射化物技術検討ワーキンググループ」を開催する。

2.検討事項

 放射線障害防止法における放射化物の安全規制への導入に係る以下の技術的事項について検討する。
(1)放射化物の安全規制に係る技術的要件の検討

  • 放射化物としての規制を必要としない放射線発生装置の種類及び部位等
  • 放射化物に適用すべき技術基準

(2)その他、放射化物の安全規制への導入に必要な技術的事項

3.進め方

  • 議事は公開とする。
  • 事務局及び事業者(日本原子力研究開発機構、高エネルギー加速器研究機構、日本アイソトープ協会等)での技術的事項の検討の進捗にあわせて開催する。
  • ワーキンググループにおける検討が進捗した段階で、適宜、放射線安全規制検討会へ報告する。

4.委員

飯本 武志  東京大学 環境安全本部 准教授
上蓑 義朋  独立行政法人 理化学研究所 仁科加速器研究センター 安全業務室長
*近藤健次郎  高エネルギー加速器研究機構 名誉教授
*古川 修   社団法人 日本アイソトープ協会 環境整備部 部長
*山本 英明  独立行政法人 日本原子力研究開発機構 東海研究開発センター 原子力科学研究所 放射線管理部 次長
渡辺 浩   横浜労災病院中央放射線部主任診療放射線技師

*放射線安全規制検討会の委員

お問合せ先

科学技術・学術政策局 原子力安全課 放射線規制室

(科学技術・学術政策局 原子力安全課 放射線規制室)