施設・構造1-3　バックチェック報告の妥当性確認の主なポイント等について（案）

バックチェック報告の妥当性確認の主なポイント等について（案）

平成21年7月15日
原子力規制室
一部改正平成21年11月27日

【施設・構造サブワーキンググループ】

１．施設の耐震安全性評価
（1）建物・構築物

＜原子炉建屋＞
・地震応答解析モデル
　水平方向：スウェイ・ロッキングモデル
　　　　　　　 スウェイ・ロッキングばねの考慮
　鉛直方向：FEM立体モデル、地盤鉛直方向・軸ばね考慮
　建屋減衰：RC　3%　コンクリート強度：設計基準強度

・動的地盤ばねの設定：軸対称FEM解析モデルにより算定
・評価基準：耐震壁の最大応答せん断ひずみ

＜原子炉建屋・屋根版＞
・地震応答解析モデル
　水平・鉛直方向：FEM立体モデル
　　　　　　　　鉛直方向は地盤鉛直ばね及び建屋軸剛性考慮

・評価基準：鉄筋を考慮した許容応力度設計による確認

（2）機器・配管系

・床応答スペクトル
・水平・鉛直方向地震力の組合せ方法
・地震応答解析手法及び応力評価手法
・減衰定数
・評価基準値

＜生体遮へい体＞
・１質点系モデルにより地震応答解析
・応力評価

＜制御棒（制御棒駆動装置）、一次冷却水系配管＞
・梁モデルによる許容応力度設計
・応力評価