研究炉等安全規制検討会 核物質防護ワーキンググループ(第8回) 議事要旨

1.日時

平成平成17年7月27日(水曜日)14時~16時

2.場所

三菱ビル地下8M会議室

3.出席者

委員

中込主査、金重委員、北村委員、斉藤委員、清水委員、平澤委員

4.議事概要

以下の3点についての検討を行った。

(1) 法改正後の防護措置ガイドラインについて
本年、改正が予定されている「核燃料物質の使用等に関する規則」等基づく防護措置に関するガイドラインについて、その内容(解説、実施すべき防護措置等)の検討を行った。委員からの主な意見は以下のとおり。

  • このガイドラインは、事業者にとってバイブル的な位置付けになるようにきっちりとした文書(正式な通達等)で示して貰いたい。
  • 核物質防護強化に関する各種対策については、すぐに出来ないものもあると思われるので、経過措置等若干の猶予を設ける必要がある。

(2) 核物質防護規定について
防護規定に記載すべき内容について検討を行った。委員からの主な意見は以下のとおり。

  • 規定の運用は、現実的には核物質防護管理者がおこなっており、代表者に総括責任を持たせるのは、無理があるのではないか。
  • 防護措置は、組織の一部だけの問題ではなく、組織全体の問題であるから、代表者に責任をもたせるのは当然のことである。

(3) 核物質防護検査について
検査内容及び項目について検討を行った。委員からの主な質問と事務局の回答は以下のとおり。

  • 検査の結果の合否は通知するのかについて。(合否の通知は行わない)
  • 検査の手数料はかかるのかについて。(手数料は不要)
  • 検査の日程は、事前通告があるのか、抜き打ちでやるのかについて。(検討中)

お問合せ先

科学技術・学術政策局原子力安全課原子力規制室

担当:西田
電話番号:03‐5253‐4111(内線3923)
ファクシミリ番号:03‐6734‐4037

(科学技術・学術政策局原子力安全課原子力規制室)