研究炉等安全規制検討会 核物質防護ワーキンググループ(第10回) 議事要旨
1.日時
平成17年9月21日 (水曜日)14時~16時
2.場所
三菱ビル地下M1会議室
3.出席者
委員
中込主査、金重委員、北村委員、斉藤委員、山中委員、清水委員、平澤委員
4.議事概要
以下の3点についての検討を行った。
(1) DBT対応ガイドライン(案)について
ガイドラインの内容について検討を行った。委員からの主な意見・質問及び回答は以下のとおり。
- 設計基礎脅威に関するシナリオと対応する防護措置を考える際、複数箇所を同時に攻撃するということも考慮する必要はあるのか
→ 提示する設計基礎脅威次第でいろいろなシナリオが想定されることとなる。
- 本ガイドラインの位置付けについてはどの様に考えるべきか
→ これまで審議したものを整理して次回に明らかにする。
- 治安当局との連携については、どの程度必要か、具体的に詰まっているのか
→ 今後、保安院策定のガイドラインと調整を図りながらその内容を治安当局に提示することとなる。
(2) 核物質防護規定(案)について
防護規定のモデル(案)の内容について検討を行った。委員からの主な意見・質問及び回答は以下のとおり。
- 防護規定の内容について事業所内でどこまで示すべきか
→ 出入り管理方法及び一般的な核物質防護教育等、職員に周知させる必要がある場合は示す必要がある。
- 品質保証は、必要となるのか、国の検査で読み取れないのか
→ 核物質防護条約上の項目であるが、規定の内容について検討を加えたい。
(3) 核物質防護検査について
核物質防護検査の内容について検討を行った。委員からの主な意見・質問及び回答は以下のとおり。
- 検査には合格・不合格はあるのか
→ 合否はないが、基準に達してない場合の改善命令はありうる。
科学技術・学術政策局原子力安全課原子力規制室
担当:西田
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