研究炉等安全規制検討会 核物質防護ワーキンググループ(第13回) 議事要旨

1.日時

平成19年4月27日 14時~16時

2.場所

丸の内仲通りビル K2会議室

3.出席者

委員

中込主査、金重委員、川上委員、北村委員、斉藤委員、清水委員、棚村委員、平澤委員、山本委員

文部科学省

袴着原子力安全監、野家原子力安全課長 他 

4.議事概要

(1) 核物質防護秘密に関する秘密の設定及び機密性の確保について
 核物質防護秘密の具体的な文書例を事業者に明示することについての検討を行なった。委員からの主な意見・質問及び回答は以下のとおり。

  • 秘密の考え方において、システムの「全体」や「重要な」とはどのようなものを示すのか不明確である。
    → 核物質防護秘密の定義については、一律に決めることができないため、事務局である程度の具体例を挙げることで対応できると考える。
  • 秘密情報については、文書のみではなく電子媒体も含まれるのか、また、含まれるのであれば、パスワードをかけたものまで秘密に該当するのか。
    → 電子媒体も文書と同様と解する。なお、電子媒体のパスワードについては、書面でのマスキングと違い、解読すれば、全て閲覧することが可能となることを考慮する必要がある。

(2) 研究所等廃棄物の核物質防護措置について
 放射能濃度が低い研究所等廃棄物に対する核物質防護措置の在り方についての検討を行なった結果、若干の表現の見直しを行った後、研究炉等規制検討会へ報告することとなった。

お問合せ先

科学技術・学術政策局原子力安全課原子力規制室

担当:西田、吉川
電話番号:03‐5253‐4111(内線3938)

(科学技術・学術政策局原子力安全課原子力規制室)