資料8-1 研究炉等安全規制検討会 技術ワーキンググループの開催について

平成21年12月24日
原子力安全課

1.目的

 平成21年10月5日付けで原子力安全委員会において「ウラン取扱施設におけるクリアランスレベルについて」(以下、「ウランクリアランス報告書」という。)が了承された。ウランクリアランス報告書では、現行制度にウラン取扱施設から発生する金属資材等のクリアランスを取り入れる際には、規制行政庁において基準類の整備等が行われる必要がある旨指摘されている。
 文部科学省は、下記の検討事項について検討するため、研究炉等安全規制検討会技術ワーキンググループを開催する。

2.検討事項

・文部科学省が安全規制を実施するウラン取扱施設で発生する金属資材等のクリアランスの判断に用いる放射性核種(重要放射性核種)の選定及びそれら放射性核種に係るクリアランスレベルの設定
・クリアランス対象物の検認を行う際の評価単位、測定方法などの技術的及び留意すべき事項

3.運営等

・ワーキンググループは原則公開の下に開催し、検討結果は研究炉等安全規制検討会に報告する。なお、やむを得ず非公開とする場合には、その理由とともに予め公表する。
・ワーキンググループの庶務は、原子力安全課原子力規制室において処理する。

4.検討スケジュール

 本年度中を目途に技術ワーキンググループで報告をとりまとめる。また、とりまとめた内容は研究炉等安全規制検討会に報告する。

お問合せ先

科学技術・学術政策局原子力安全課原子力規制室

白木、益田
電話番号:03-5253-4111(内線4034)

(科学技術・学術政策局原子力安全課原子力規制室)