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資料  4

著作権に関する普及啓発事業の概要について


〈平成13年度までの取り組み〉

1  国民一般を対象
著作権講習会
  1 著作権講習会 全国 7カ所
  2 都道府県著作権事務担当者講習会 全国 1カ所
  3 図書館等職員著作権実務講習会 全国 2カ所
  4 教職員著作権講習会 全国 1カ所
      11カ所
2  学校教育を対象
著作権読本の作成・配布
  全国の中学校3年生を対象(約140万部)

 

〈平成14年度からの取り組み〉

  文化庁では,ITの発達・普及に伴う創作手段・利用手段の爆発的な拡大・普及によって生じた「一億総クリエーター(権利者)」「一億総ユーザー(利用者)」という時代に対応し,あらゆる職種・年齢層の人々を対象として著作権に関する知識と意識を普及させるため,従来の事業を拡充し,総合的な普及啓発事業を「著作権学ぼうプロジェクト」として展開している。

1  国民一般を対象

1. 国民一般を対象とした著作権に関する知識の普及
−バーチャル著作権ヘルプデスクの構築−(平成14年度から)

  学校,企業など著作物を利用する多様な現場からの著作権に関するあらゆる質問に答えるデータベースを構築し,文化庁のホームページにより公開・提供する。
  内容は,質疑応答(Q&A),著作制度の概要,トピックス,関連団体へのリンク等を予定している。
   
2. 著作権講習会の開催

  多様な目的とニーズに応じた対象者別の著作権講習会を実施する。
  平成14年度の予定。
  1 著作権セミナー(初歩を学びたい者) 全国 7カ所
  2 都道府県著作権事務対象者講習会 全国 1カ所
  3 図書館等職員著作権実務講習会 全国 2カ所
  4 教職員著作権講習会〈拡充〉 全国 2カ所
  5 著作権等管理事業者著作権実務講習会〈新規〉 全国 1カ所
  6 企業等法務担当者著作権セミナー〈新規〉 全国 1カ所
      14カ所

著作権講習会は,昭和46年度から実施。
「著作権等管理事業者著作権実務講習会」「企業等法務担当者著作権セミナー」は,平成14年度から実施。
「著作権セミナー」は,従来の著作権講習会の内容を見直し,平成14年度から実施。

2  学校教育を対象

1.

児童・生徒を対象とした著作権に関する知識の普及
−「楽しみながら学べるソフトウエア」の開発−(平成14年度から)

  授業や自習等に活用できる教材とするため,キャラクター等を活用したゲームやクイズなどを用いた著作権の知識の普及に関するソフトウエアを児童生徒向けに製作し,文化庁のホームページを活用し,配信する。
  また,併せて,本教材の使い方や活用事例を掲載した手引き書を作成し,配布する。

   
2.

教員を対象とした著作権に関する知識の普及(平成14年度から)

  新学習指導要領において,情報化の進展に対応し,中学校の技術・家庭科の情報「情報とコンピュータ」に関する内容や高等学校の新設教科「情報」が必修とされた。
  このため児童・生徒に対する著作権の知識の普及に資するため,教員や指導者向けに,授業等のやり方を記した事例集を作成し,文化庁のホームページを活用し,提供する。

   
3.

著作権読本(マンガ)の作成・配布

  関係団体と協力して,著作権について分かりやすくマンガで解説した著作権読本を作成し,配布する。

   
 
まんが著作権教室(文化庁)
  全国の中学3年生全員に配布。平成8年度から実施。
  平成13年度においては約140万部を作成・配布。
   
コミックでわかる著作権(社団法人著作権情報センター)
  全国の小学校6年生全員に配布。平成11年度から実施。
  平成13年度においては約130万部を作成・配布。


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