戻る
〔参考1〕

ブロードバンドコンテンツ流通研究会の設立について

2002年2月13日
経団連   産業本部


1. 趣旨
    ブロードバンド・インターネットにおいて、一般国民が、映像等のコンテンツをスムースに享受できるようにするには、コンテンツに係る権利者と利用者とが協力して、著作権等の権利処理を迅速・簡易に行える仕組みの整備を推進する必要がある。そうした取り組みを通じて、権利者、利用者の利益の増進と、コンテンツ産業、ブロードバンド関連ビジネスの発展等につながることが期待される。
   このため、下記の通り、コンテンツの権利・利用に係る関係団体が相協力して、迅速・簡易な権利処理の仕組み等について検討するブロードバンドコンテンツ流通研究会を設立する。

2. 参加団体
(編集コンテンツ利用者、編集コンテンツ権利者、素材コンテンツ権利者)
日本音楽著作権協会、日本文芸著作権保護同盟、日本脚本家連盟、日本シナリオ作家協会、実演家著作隣接権センター、日本レコード協会、日本映画製作者連盟、全日本テレビ番組製作社連盟、日本動画協会、日本映像ソフト協会、日本民間放送連盟、日本放送協会、衛星放送協会、ネットワーク音楽著作権連絡協議会(NMRC)、映像等配信著作権連絡会

3. 主要活動
(1) 素材コンテンツ権利者のリスト等の整理
(2) 素材コンテンツ権利者の権利も含めた、編集コンテンツ利用契約(権利処理)を極力一括して行える方法(契約方式)の検討
(3) その他の課題への対応

原則各団体1名、代理出席可能、オブザーバー参加可能。会費は無し。
当初は、映像等のコンテンツビジネスに関する検討、ならびに議論の優先順位の検討をしていただく。
必要に応じて部会・分科会を開催する。検討テーマ毎に主査を選任し、会合の運営等をしていただく。
事務局は、当面、経団連とネットワーク音楽著作権連絡協議会(NMRC)で担当する。


以   上

ページの先頭へ