平成25年4月23日
文部科学省では、『社会に貢献する脳科学』の実現を目指し、社会への応用を見据えた脳科学研究を戦略的に推進するために成果を社会に還元することを目指して、平成20年度より「脳科学研究戦略推進プログラム」を実施しています。 現在、「社会的行動を支える脳基盤の計測・支援技術の開発」(課題D)、「心身の健康を維持する脳の分子基盤と環境因子」(課題E)、「精神・神経疾患の克服を目指す脳科学研究」(課題F)、「脳科学研究を支える集約的・体系的な情報基盤の構築」(課題G)の四つの研究開発課題と生命倫理等に関する課題の解決に関する研究(生命倫理課題)を実施しているほか、本プログラムを円滑に取り進めるための運営事務を行う事務局を設置しています。 なお、本プログラムは、ミッションの達成に向けて、各研究機関は文部科学省と委託契約を締結するとともに、明確な目標・計画に沿って、プログラムディレクター(競争的資金制度の運用について総括する責任者。以下、「PD」という。)及びプログラムオフィサー(競争的資金制度の運用についてPDをサポートし実務を行う者。以下、「PO」という。)の指導・助言の下、業務を遂行しています。事務局はPD、POや関係機関との連絡調整等を行うとともに本プログラムの実施に必要な業務の補助を遂行していただきます。 今回の公募では、本プログラムの運営事務実施機関の募集を行います。
(1)本プログラムにて新たに公募を実施する課題は、以下のとおりです。
・脳科学研究戦略推進プログラムの運営事務
本課題では、本プログラムを円滑に取り進めるための運営事務を行うことを目的として事務局を設置し、
以下の内容を実施します。
○ PD及びPOが実施する業務の補助
○ 啓発活動及び広報活動(アウトリーチ活動のためのシンポジウム、ワークショップ等のイベントの企画・開催、報告書・パンフレットの作成・発行、ウェブサイトの運営等)
○ 知的財産権取得に関するサポート
○ 動物実験の倫理面におけるサポート
○ 研究に対するELSI(倫理的・法的・社会的課題)に関するサポート
(2)主なスケジュール
・公募開始 :平成25年4月23日 (火曜日)
・公募締切り :平成25年5月14日 (火曜日) 13時 (e-Rad登録、機関承認完了必須、書類関係は必着)
・ヒアリング審査 :平成25年5月17日 (金曜日)(予定)
・審査結果通知 :平成25年5月中旬頃 (予定)
・事業開始 :平成25年6月1日 (予定)
(3)募集要項・応募様式
平成25年4月23日(火曜日)から脳科学研究戦略推進プログラム運営事務実施機関の公募について(※独立行政法人科学技術振興機構のホームページへリンク)に掲載しますので御確認ください。
【文部科学省脳科学研究戦略推進プログラムについて】
高齢化、多様化、複雑化が進む現代社会が直面する様々な課題の克服に向け、脳科学委員会における議論を踏まえて重点的に推進すべき政策課題を設定し、社会への応用を明確に見据えた脳科学研究を戦略的に推進する事業です。
(脳科学研究戦略推進プログラムについて(※独立行政法人科学技術振興機構のホームページへリンク))
文部科学省 研究振興局 ライフサイエンス課
担当:横井、村田、志岐
TEL:03-6734-4104(直通) FAX:03-6734-4109
E-mail:life@mext.go.jp
科学技術振興機構(JST) 研究振興支援業務室
担当:石野、藤巻、東
TEL:03-5214-7990(代表) FAX:03-5214-8246
E-mail:noukagaku@keytech.jst.go.jp
研究振興局ライフサイエンス課
-- 登録:平成25年04月 --