「マルチサポート事業」ターゲット競技種目の指定

平成25年4月1日

文部科学省は、20競技27種別をマルチサポート事業のターゲット競技種目に指定しました。
2014年2月に開幕する第22回オリンピック冬季競技大会(2014/ソチ)及び第31回オリンピック競技大会(2016/リオデジャネイロ)でのメダル獲得に向けて集中的に支援していきます。

1 マルチサポート事業の概要

本事業は、オリンピック競技大会において、トップレベル競技者が世界の強豪国に競り勝ち、確実にメダルを獲得することができるよう、メダル獲得が期待される競技をターゲットとして、アスリート支援や研究開発など多方面から専門的かつ高度な支援を戦略的・包括的に実施する事業です。

2 ターゲット競技種目選定の考え方

ターゲット競技種目は、ターゲット競技種目選定要項に基づき、外部有識者で構成されるターゲット競技種目選定チームにおいて、過去の競技大会の実績、競技団体が策定する強化戦略プラン、今後の選手の状況、国際的なスポーツ動向等を総合的に評価し、選定しました。

3 ターゲット区分と支援内容

(1)ターゲット区分

個人競技 チーム競技
ターゲットA
金メダルを含む複数のメダル獲得が期待される競技
金メダル獲得が期待される競技
ターゲットB
メダル獲得が期待される競技
複数のメダル獲得の可能性がある競技
メダル獲得が期待される競技
ターゲットC
メダル獲得の可能性がある競技
メダル獲得の可能性がある競技

※ターゲット競技種目に指定された競技種目がオリンピック出場枠を獲得できなかった場合は、その時点でターゲット競技種目の指定を解除します。
※「ターゲットC」に指定されたターゲット競技種目がオリンピックの出場枠を獲得した場合は、「ターゲットA」又は「ターゲットB」に繰り上げます。

(2)ターゲット区分別の支援内容

アスリート支援 マルチサポート・ハウス 研究開発
ターゲットA
全分野で実施
最優先利用
最優先実施
ターゲットB
大半の分野で実施
優先利用
優先実施
ターゲットC
一部の分野で実施
利用
実施(ただし、テーラーメイドは実施しない)

※「アスリート支援」とは、スポーツ医・科学、情報面からの支援で、1)フィットネス、2)トレーニング、3)栄養、4)心理、5)動作分析、6)レース・ゲーム分析、7)医学、8)情報戦略、9)マネジメントの各分野でトップアスリートを支援します。
※「マルチサポート・ハウス」とは、大規模な国際競技大会において、競技直前のアスリートのコンディションの調整等を行う選手村村外の拠点です。
※「研究開発」とは、1)競技用具・器具等(テーラーメイド含む)に関する研究開発、2)トレーニングに関する研究開発、3)コンディショニングに関する研究開発の各分野でトップアスリートを支援します。

4 指定したターゲット競技種目

別紙のとおり。

5 その他

ターゲット競技種目とする期間は、原則として、次期オリンピック競技大会が開催される年度末までとします。ただし、次期オリンピック競技大会が開催される2年前に、必要に応じて中間見直しを行うこととします。

お問合せ先

スポーツ・青少年局競技スポーツ課

電話番号:03-5253-4111(代表) 03-6734-2044(直通)

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(スポーツ・青少年局競技スポーツ課)

-- 登録:平成25年04月 --