平成24年度大学等卒業予定者の就職内定状況調査(12月1日現在)及び厚生労働省・経済産業省との連携による集中支援策の実施

平成25年1月18日

 文部科学省及び厚生労働省では、25年3月大学等卒業予定者の就職内定状況を共同で調査し、このほど平成24年12月1日現在の状況を取りまとめましたので、公表いたします。

-内定率の概要-
 大学等の就職内定率は、大学(学部)は75.0%(昨年同期比3.1ポイント増)、短期大学は59.3%(同11.4ポイント増)、大学等(大学、短期大学、高等専門学校)全体では74.8%(同3.7ポイント増)、また専修学校を含めると73.5%(同3.7ポイント増)。

 
 文部科学省は厚生労働省及び経済産業省と連携し、ハローワークと大学との更なる連携の促進など、未内定就活生の就職支援のための集中支援策を取りまとめました(別紙)。引き続き、一人でも多くの学生が就職できるよう、学生の就職環境の改善に努めてまいります。

(同時発表:厚生労働省)

1.調査内容

1)調査依頼先

設置者・地域の別等を考慮し、文部科学省・厚生労働省において抽出。

国立大学

21校

公立大学

3校

私立大学

38校

短期大学

20校

高等専門学校

10校

専修学校(専門課程)

20校

合計

112校

2)調査対象人員

 6,250人

大学、短期大学、高等専門学校(※)

計 5,690人

専修学校(専門課程)

560人

(※)母集団の関係から短期大学は女子学生のみ、高等専門学校は男子学生のみを抽出

3)調査方法・内容

 各大学等において、所定の調査対象学生を抽出した後、電話・面接等の方法により、性別、就職希望の有無、内定状況等につき調査を実施する。

4)調査時期及び発表時期

調査時期

発表時期

平成24年10月1日

11月27日

平成24年12月1日

1月18日

平成25年 2月1日

3月中旬

平成25年 4月1日

5月中旬

2.調査結果の主な概要

【全体の概要】

  • 大学・短期大学・高等専門学校及び専修学校(専門課程)ともに、就職内定率が前年同時期より向上。
  • 大学の就職内定率は75.0%(昨年同期比3.1ポイント増)。このうち国公立大学の就職内定率は、79.5%(同1.9ポイント減)、私立大学は、73.6%(同4.8ポイント増)。
  • 短期大学の就職内定率は、59.3%(昨年同期比11.4ポイント増)。
  • 高等専門学校及び専修学校の就職内定率は、それぞれ99.2%(昨年同期比2.0ポイント増)、63.0%(同4.4ポイント増)。

〔参考:推計値〕

  • 卒業予定者全体(※)に占める内定者の割合(大学のみ) 「56.8%」
    (※) 卒業予定者全体には就職希望者の他、「進学希望者」、「自営業」、「家事手伝い」等を含む。

【男女別の概要】

  • 男女別では、男子大学生の就職内定率は74.5%(昨年同期比1.4ポイント増)、女子は75.6%(同5.1ポイント増)。また、国公立大学では、男子:77.5%、女子:81.6%、私立大学では、男子:73.6%、女子:73.5%となっている。

【文系・理系別の概要】※大学のみ

  • 文系・理系別では、文系の就職内定率は73.9%(昨年同期比2.8ポイント増)、理系の就職内定率は80.2%(同4.8ポイント増)となっている。

【地域別の概要】※大学のみ

  • 地域別では、近畿地区の就職内定率が最も高く77.1%となっている。

 

お問合せ先

高等教育局学生・留学生課

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-- 登録:平成25年01月 --