第54次南極地域観測及び「しらせ」の現況について(第1報)

平成25年1月8日

 南極観測船「しらせ」は、平成25年1月7日時点で、昨年度接岸を断念した地点とほぼ同地点の南極昭和基地から約21キロメートルの位置にあり、砕氷航行中です。昨年度同様、周辺海域は厚い氷の影響により厳しい状況ですが、氷状調査を行うなどして、引き続き接岸に向けて、航海を行っています。

 
 南極観測船「しらせ」は、昨年11月11日(日曜日)に晴海ふ頭を出港し、豪州・フリーマントルを経由して南極昭和基地に向かっているところであるが、厚い氷の影響により厳しい航海が続いている。
 
 このような中、平成25年1月7日現地時間12時(日本時間18時)において、しらせの位置は、南緯68度54分、東経39度07分の地点で、南極昭和基地から約21キロメートルの位置にあり、昨年度接岸を断念した地点とほぼ同地点である。

 昨年度同様、周辺海域は厚い氷の影響により厳しい状況であるため、「しらせ」は、氷状調査等を行うなどして、最適な航路を選定し、引き続き接岸に向けて砕氷航行を行っている。

お問合せ先

南極地域観測統合推進本部事務局(文部科学省研究開発局海洋地球課)

佐々木(ササキ)、中村(ナカムラ)
電話番号:03-5253-4111(内線4144)、03-6734-4144(直通)

(南極地域観測統合推進本部事務局(文部科学省研究開発局海洋地球課))

-- 登録:平成25年01月 --