平成24年度大学等卒業予定者の就職内定状況調査(10月1日現在)

平成24年11月27日

 文部科学省及び厚生労働省では、25年3月大学等卒業予定者の就職内定状況を共同で調査し、このほど平成24年10月1日現在の状況を取りまとめましたので、公表いたします。

-内定率の概要-
 大学等の就職内定率は、大学(学部)は63.1%(昨年同期比3.2ポイント増)、短期大学は27.4%(同4.7ポイント増)、大学等(大学、短期大学、高等専門学校)全体では61.3%(同2.9ポイント増)、また専修学校を含めると59.3%(同2.8ポイント増)。

 文部科学省及び厚生労働省では、大学等の就職相談員とハローワークのジョブサポーターとの連携を促進させるなど新卒者等の就職支援の強化に努めてまいりました。 
 また、東日本大震災により被災した新卒者等が首都圏で就職活動を継続できるよう平成23年4月以降、宿泊施設の無償提供などを行っております。
 引き続き、関係府省と連携しつつ、ハローワークと大学との更なる連携の促進など、新卒者等の雇用に関する施策の推進に努めてまいります。
(同時発表:厚生労働省)

1.調査内容

1)調査依頼先

設置者・地域の別等を考慮し、文部科学省・厚生労働省において抽出。

国立大学

21校

公立大学

3校

私立大学

38校

短期大学

20校

高等専門学校

10校

専修学校(専門課程)

20校

合計

112校

2)調査対象人員

 6,250人

大学、短期大学、高等専門学校(※)

計 5,690人

専修学校(専門課程)

560人

(※)母集団の関係から短期大学は女子学生のみ、高等専門学校は男子学生のみを抽出

3)調査方法・内容

 各大学等において、所定の調査対象学生を抽出した後、電話・面接等の方法により、性別、就職希望の有無、内定状況等につき調査を実施する。

4)調査時期及び発表時期

調査時期

発表時期

平成24年10月1日

11月27日

平成24年12月1日

1月中旬

平成25年 2月1日

3月中旬

平成25年 4月1日

5月中旬

2.調査結果の主な概要

【全体の概要】

  • 大学・短期大学・高等専門学校及び専修学校(専門課程)ともに、就職内定率が前年同時期より向上。
  • 大学の就職内定率は63.1%(昨年同期比3.2ポイント増)。このうち国公立大学の就職内定率は、68.0%(同0.6ポイント増)、私立大学は、61.5%(同4.1ポイント増)。
  • 短期大学の就職内定率は、27.4%(昨年同期比4.7ポイント増)。
  • 高等専門学校及び専修学校の就職内定率は、それぞれ96.2%(昨年同期比2.3ポイント増)、42.6%(同2.4ポイント増)。

〔参考:推計値〕

  • 卒業予定者全体(※)に占める内定者の割合(大学のみ) 「48.0%」
    (※) 卒業予定者全体には就職希望者の他、「進学希望者」、「自営業」、「家事手伝い」等を含む。

【男女別の概要】

  • 男女別では、男子大学生の就職内定率は63.0%(昨年同期比1.3ポイント増)、女子は63.2%(同5.5ポイント増)。また、国公立大学では、男子:66.4%、女子:69.8%、私立大学では、男子:62.0%、女子:61.0%となっている。

【文系・理系別の概要】※大学のみ

  • 文系・理系別では、文系の就職内定率は62.4%(昨年同期比2.7ポイント増)、理系の就職内定率は66.8%(同6.2ポイント増)となっている。

【地域別の概要】※大学のみ

  • 地域別では、関東地区の就職内定率が最も高く67.2%となっている。

 

お問合せ先

高等教育局学生・留学生課

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-- 登録:平成24年11月 --